緑のことを青と言う | 社長のリーダーシップ・指導力アップの具体策!~経営リーダーシップの強化書

緑のことを青と言う

緑のことを青と言います。


よく例に出るのは「信号」。

「りんご」もそうですね。「緑りんご」とは言いません。「青りんご」です。


ある人が青と言っても、実は緑のことを指しているかもしれません。

言葉からイメージすることは、人それぞれ異なります。


例えば、

ある成功している社長が、「私は社員と仲間として接している」と

自叙伝か何かで語ったとします。


それを読んだ人は、

「よし、うちもこれからそうしよう!」と思うかもしれません。


しかし、仲間のイメージは人によって違います。

ある人には、厳しいことも言い合ってお互いに切磋琢磨する存在かもしれません。

ある人には、耳障りなことは言わず楽しくワイワイやる存在かもしれません。

ある人には、お互いのリソースを利用し合う関係かもしれません。


受け取り方が異なれば、行動も変わってきます。


社長と社員の間でも同じです。

「うちの社員は何回言っても変わらない。」という場合。


もしかすると、言葉の受け取り方が異なっているため、

目標とするイメージを共有できていない可能性もあります。


社長:「もっと頑張れ!」

社員:「もう頑張っています!」

なんてやり取りは、まさにそうです。


頑張るとはどういうことか、

具体的にすり合わせをしてみるといいですね。