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不況時代に成長を続ける「均一ショッ プ」の今

不景気という流れの中で、大きく踊る文字「低価格」。安倍政権が誕生し、アベノミクス と騒がれ、期待もされてはいて も、未だ不景気感が世の中を支配し続ける中、やはり低価格商品は消費者の間で根強い人気を 誇っている。その代表的なものは何といっても100円均一ショップ、いわゆる「100均」だろう。

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100均の最大手「ザ・ダイソー」でおなじみの大創産業の売上高は、2012年3月期 で3415億円を突破。国内の店舗数も2600店を超えた。現在も、月間10店舗を超える勢いで新店舗をオープンさせている。

それにしても、なぜこれほどまでに100均がもてはやされるのだろうか。その背景に は、テレビをはじめとするマスメディアで、部屋の整理整頓などのお助けアイテムとして100均の商品が紹介される機会が増えていることが大きい。

2010年に出版され100万部を超える ベストセラーとなった「人生がときめく片づけ の魔法」(サンマーク出版)の著者であり、片 づけコンサルタントの近藤麻理恵氏や、本業は漫才師でありながら、趣味の「片づけ・収納」で注目を浴びたことをきっかけに「収納王子コジマジック」として成功している小島弘章氏な ど、収納の達人といわれるような人たちが、こぞって100均のアイテムを用いて見事に部屋 の整理整頓を行なう様子は、主婦層や一人暮らしの学生・独身者を中心に人気を集めており、少なからず売り上げにも貢献しているとみられている。インターネットとスマートフォンの普 及で、テレビ離れ、書籍離れが進んだと言われているものの、やはりまだまだ、テレビや書籍の影響力は大きいと言わざるを得ない。