鈴木大拙(だいせつ)さんは、明治時代、禅や大乗仏教•東洋思想などを探究し、その真髄を博(ひろ)く欧米にも伝えた人物です。
その思想や姿勢が素晴らしく、今でも日本だけでなく世界でも有名な東洋哲学者として愛されているのだそうです。

以前からお名前はよく耳にしていたのですが、今回このNHKラジオの放送を偶然知って、その生涯と思想についてこれから一年間学ぶご縁をいただき、大変嬉しく思います。

第一回目は、その生い立ちと、生涯に渡っての心の友 西田幾多郎さんとの出会いについてです。
日本の哲学の第一人者である西田幾多郎と日本の禅を世界に広めた鈴木大拙が、幼少の頃から生涯を通じて心の友であったというのも、何かしら縁や宿命のようなものを感じます。




鈴木大拙 講演

「最も東洋的なもの」

(昭和38年1月 92才当時)