全国各地で砂浜の砂が無くなり、閉鎖に追い込まれている海水浴場があるそうです。
それで有識者の意見として、ダムの建設によって川砂が海に流れ込まなくなったことが原因だとニュースで言っていましたが、そんなバカな話は有りませんよ。
私は無知な人間ですが、その砂が無くなる原因を50年以上も前から知っており、このままでは唐津の美しい砂浜が無くなってしまうことを真剣に憂慮していましたが、(ついにその時がやってきたな~)という思いで怒りがこみ上げてきました。
全てのものごとには原因と結果があり、日本各地で砂浜が無くなってしまった最大の原因は、建設のために恐ろしいほどの勢いで海砂を採取したことが結果として現れたものですよ。
そして、その海砂を採取する権利は日本各地にある漁業組合が握っており、ヤクザがその利権を狙って全国各地で抗争事件が勃発し、九州で発生したヤクザの抗争事件もほとんどが砂の利権争いから起こったものですが、私は少年の頃から命の取り合いよりも、海水浴場の砂がどんどん少なくなっていくことの方が心配でしたね~。
今はヤクザの勢力図のことはわかりませんが、当時はヤクザが砂の利権を握ったことにより、ゼネコンも全国各地の生コン会社もヤクザの支配下にあり、それを知りながら甘い汁を吸ってきた政治家やマスコミの体質が海水浴場の閉鎖につながっていることを思うと、日本の未来はあまりにも絶望的であると言わざるを得ませんね~。