メタ社による詐欺広告が問題になっていますが、現在のテレビで放送されているボートレースのCMも立派な詐欺広告ですよ。
「誰もが躍動するスポーツ」という謳い文句ひとつにしても、これは過大広告というよりも、正反対の甘い言葉でもって大衆を誘惑してお金を詐取するという、立派な犯罪でしかありません。
そもそも「日本財団」の創始者「笹川良一」という男そのものが天才的な詐欺師ですからね。
もっとも、無実の罪とは言え前科者のレッテルを貼られた私よりも、世界的な<慈善家＞として有名な「笹川良一」を信じている人が大勢いることは分かっていますが、これを覆すには彼の天才的な詐欺師ぶりを証明するしかありません。
「笹川良一」がボートレース事業で成功できたのは、自分が右翼の大物で戦犯として逮捕されたことを最大の武器にしたことですが、そもそも彼がGHQ（連合軍司令部）から逮捕された理由は、大阪に民間の飛行場を建設するという名目で有志一同から多額の資金を集め、そして完成した飛行場を勝手に陸軍に献納し、その後陸軍から当時のお金で十万円もの裏金をもらったことが詐欺ではないかと疑われたことです。
そして、ボートレースで莫大な利益を上げた「笹川良一」は、実家の造り酒屋で得た豊富な税金対策を上手く活用し、財団法人を設立して資金をプールしておくという画期的な資金洗浄によって莫大な裏金作りに成功したのです。
そもそも、財団であれ民間の法人であれ、最初の設立趣意と違った内容の活動をしたいときは、定款を書き直すだけで十分にその活動ができるものを「笹川良一」の場合はお金の流れをウヤムヤにするのが目的なので、次から次に財団法人を設立した訳ですね。
昭和２６年にモーターボート競争法が成立してから、笹川良一が設立した「財団法人」及び「社団法人」の年表があります。
昭和２８年 全国モーターボート競走連合会設立
昭和３７年 日本船舶振興会設立
昭和４２年 日本海事科学振興財団設立
同 航空振興財団設立
昭和４７年 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団設立
昭和４９年 笹川記念保健協力財団設立
昭和５０年 日本造船振興財団設立
昭和５５年 米日財団設立
昭和６１年 笹川平和財団設立
平成２年 笹川スポーツ財団設立
平成９年 東京財団設立
平成１０年 CANPAN学生ボランティアセンター設立
その他にも、笹川中東イスラム基金、アジア女性インパクト基金、笹川事業基金、と言った組織も設立していますが、これが全て税金逃れと、偽善活動の隠れ蓑として設立されたもので、これらの莫大な資金が全てボートレースによって貧しい庶民から詐取されたことから考えても、「日本財団」が世界最大の詐欺組織であることに何ら疑いの余地はありません。
自民党だけではなく、国家政府と結託した「日本財団」等の巨悪を壊滅させるには政権交代しかありません。
