講演はわかりやすく、非常に勉強になりました。
「なぜネスレに入ったのか?
親は電通に入ってもらいたがった。
でも、電通に入ったら層が厚く、自分は偉くなるのに時間がかかるのではないか。
ネスレなら早く偉くなれるのではないか?
そう考えたから。」
その戦略は大正解でしたよね。
名の通った企業に入るより、そこまで名は通っていないからこそ、早く良いポジションにつける企業を選ぶのは、賢い選択だと思います。
「世は凄い速さで変化するのだから、
新しい現実を見る事が大切。
そうする事で顧客の問題を見つける事ができる。
変化は新しい問題を作るので、
そこでニーズが生まれる。」
なるほどです!
新しい現実から目をそらす人も多いですが、
それではダメですよね。
向き合います。ガチ向き合います。
そして常に新しいニーズを読んでいきます。
「ロッテの社長と話していたが、
ガムの売り上げが10年で4割減った。
一体ガムは何に負けたのか?
それはスマホに負けたのです。
ガムは暇つぶしだったのです。
今はスマホが暇つぶしです。」
なるほど!
問題解決方法が変わったのですね。
競合は同業とは限らない!
これからは社会の変化が競合になる時代ですね。
「ブルーカラーは足らないが
ホワイトカラー(大卒)は人余り。
だから、今後、ホワイトカラーは
労働時間で給与を払わない方が良い。」
なるほど。これも面白い観点です。
今はみんなが大学に行きますものね。
大学出たから、社会で活躍するとは限らないですものね。
時間給で払っていたら、仕事の遅い人が給与が高くなるという、おかしい事がおこりますものね。
「10年先の当たり前を考える。
ネスレでは新しい事を考えて、提案しないと、人事評価が下がる。」
これも納得です。常に新しい事を考える事こそが、この凄い速さで変化する世で生き残る方法ですよね。
高岡先輩の頭の中を垣間見る事が出来ましたので、
今度は私の頭の中、
私が考える10年後…。
手術はロボットがやり、
薬の調整も機械がしていると思います。
では、そうなった時の人間の役割は?
それは、コミュニケーションだと思います。
「手当」は手を当てるだけで、痛い所が治ったから生まれた言葉です。
技術は機械に任せたとしても、
最後はヒトのぬくもりで、ヒトを癒し、治す。
手を握ったり、頭や背中やお腹をなでたりする事で、
身体が良くなるだけでなく、
心も良くなります。
その凄い作用がある限り、
ヒトにはヒトの手が必要です。
よって、より、人の価値があがると思いますし、
コミュニケーション能力がより必要な時代になると思います。
10年後も20年後も
新しい現実を見て、ニーズを読んで、
人の役に立てるよう、頑張ろうと思います。
ハンドパワーに磨きをかけて…
ん、ちょっと方向性違う?😆
追記 この講演後、猛烈ダッシュで河内松原駅に行き、ギリ、奇跡の試合、日本とアイルランド戦に間に合ったのでした。
ちなみに新幹線では日本ラグビーのユニフォームを着た人達の中、1人生野高校Tシャツでした☺️