賃貸住宅フェア2012レポート5回目です。
今回は不動産業界と「接客」、というか、「お客様あしらい」というか・・・お部屋探しをしている方への対応のお話しです。
賃貸物件を探す場合、以前なら住む予定の町の不動産屋さんの店頭に相談に行く。
今だと、ネットで検索して直接大家さんに「部屋を見せてくれ」と連絡する・・・
いずれもお客様の立場になってみると、結構「勇気のいる」行動。
実際に転居時期が決まった段階で行動に移すのが一般的でしょう。
「冷やかし」で不動産屋さんに行く人は極少ない。
なのに、不動産屋さんでは「お店のペースで」物件を紹介されるでしょうし、ネットでは全ての大家さんが物件を掲載しているわけではない。
ポータルサイト(スーモとかホームズ)を見てある程度雰囲気を掴んでから問い合わせ、というのが普及しつつあるでしょうか?
何の業界でもそうでしょうが、お客様は「自分本位で商品を選びたい」傾向にあります。
だからデパートだってお客様にベタベタつきまとう接客は控えている。
不動産業界だってもっと気軽に商品を選んでもらえる雰囲気が必要なんだと思います。
フェアに参加していた「スタッフレスショップ」は
物件検索端末にテレビ電話を備えた無人店舗システムです。
◎店員が居ないから気軽に立ち寄れる
◎今すぐ部屋を借りるわけではない潜在的ユーザーも捕まえられる
◎ゆっくり座って検索できる
◎有人店舗とつながっているので場合により直ぐにでも内覧できる
◎仲介業者にとっては安価に店舗を開設できる
不動産業界にとってはこれまでにない集客チャンネルだと思います。
本社が愛媛県松山市とのこと。
過去に仕事で3年ほど暮らした町なので、より興味深く説明を聞いてきました。
私も、もっとお気軽に内覧していただけるよう、考えねば!