昭和34年という設定。在日米軍やスパイ組織に歯が立たない日本の警察。警視総監までどうやら取り込まれていたようだ。

事故死として片付けられた米軍曹長の変死事件の再調査を進める秋山は、かつて紙幣偽造に使われ、戦後すぐにMPによって没収された印刷機「ザンベル」に深い闇を解くカギがあるとみる。その間、知り過ぎた者たちは何者かによって消されていく。ザンベルとそれを操作していた元少佐を追って秋山はアメリカの施政下にある沖縄を訪れるが……。

秋山の動きを闇の世界に報告していたのが実は元少佐の娘で、さらに話が発展するのかとも思ったが、そうではなかった。どの事件も解決されることはない。

英語字幕はかなりデタラメ。

米軍:CIA

3日後:a month later

(昭和)20年:1946

戦車:ninja

綾瀬:Hiyase

ララ物資:Dadabushi

ビルマの主権:Burmese land title

アジア民族:Akia tribe

彼は尿や唾液によって自分の血液型が捜査側にわかり、被害者から発見されたOのMN型のザーメンと一致するのをおそれているのは確かであった:Clearly he was afraid that the sample of urine or saliva would give them his blood type. They new the killer's blood type was 'O' having done an ML test on the sperm found in the victim's body.

ヤツは(犯人に)間違いないんだ!:Make absolutely sure (to delay the flight)!

出国の手続きが整ってる:it's already waiting for clearance.

(記者を振り払おうとする捜査課長に)逃げんのかよ?:He escaped?

私はこれから一生学校で働くつもりです:I've spent my entire life teaching.

他にもあるはず。「ララ物資」や血液型の「MN」などは、調べないと意味がわからないはず。確認する、裏付けるという作業をした形跡がない無責任な仕事。最後に「Translation by Keiko Mima and Yuko W. Subtitles by salmond」と表示される。