監督は大島渚。何の話なんかわからん。

「そうか二十歳か。気持ちはわかる」と殿山泰司が演じる「おもちゃの」は「ガイジン」に言うけど、どんな気持ちなんかわからん。「テレビ」の戸浦六宏が言う「白人をやっつけたあ」にどんな意味があるのか。戦後の日米同盟体制に対する批判なんかな。

若松孝二の映画もそうやけど、1970年の前後数年の映画は、70年安保やベトナム戦争という時代を背景にした抽象を映像化したような映画が多いように思うな。

青年だった田村正和を見たければ、この作品をどうぞ。出演は他に、佐藤慶、小松方正など。