1988年に観光ビザで来日。その有効期限が切れてもそのまま滞在して、2007年になってやっと不法在留で逮捕されたのだそう。結果:在留特別許可。

来日当時、パキスタン旅券を持つ人に日本国が与えた観光ビザの有効期間が何週間、あるいは何カ月あったのか知らないが、そもそも期限を過ぎて滞在することに罪悪感はなかったのだろうか?観光ビザなんて、有効期間はどれだけ長くても3カ月ぐらいではなかろうか?ビザが有効ではなくなった時点で別の国に行くことを考えなかったのだろうか?また、彼が働いていた日本の会社は摘発されたのだろうか?

2007年7月に逮捕され、同年11月に退去強制令書が出されている。9月には永住許可を得ている人と結婚している。ずっと隠れて暮らす身分であり、逮捕までされば結婚を躊躇してもおかしくないと思うのは間違いか?

記事を読む限り、2010年に彼が仮放免となった理由はわからない。最初の観光ビザが切れて滞在していた時点で国外退去という法的措置がとられていれば、彼はその後闘病することになる人と日本で結婚することもなかったはず。まったく同情しないばかりか、法律とはなんぞやと思わざるを得ない。どっか間違ってるか?