クルド人ばかりが注目されているが、国籍や民族に関わらず、法令に違反する行為があれば国外退去などの措置を講じればよいだけではないのか。しかし、彼らについて言えばトルコ政府が発給した旅券を持って観光という名目で日本に入国したりしているのだから、迫害という主張で難民申請を行うことには十分な説得力がない。

目立った違反や迷惑行為があると、その者たちの国籍や民族をまとめて判断しがちだが、あくまで個人として対応すればいい。

そして人を個人ではなく、国籍や民族で定義しようとするのは、何も日本人に限ったことではない。自分自身、日本人あるいは日本国籍という範疇で定義されたと感じたことは何度もある。個人として見られないことに不快感を覚えた。同じことはこれからも体験することになると思う。