旅行4日目の午後、オプショナルツアー

に参加しなかった我々は自転車でアンバン

ビーチへ行き、旧市街に戻ってきたときに

は夕方近かった。

 

 そのまま自転車で旧市街に入ろうとした

ら進入禁止と言われ、やむなく自転車を歩

道に停め(なぜかしら歩道に停めたのだが

駐輪代を取られた)歩き出した。

 

 サンダルを履いていたのだが、なにやら

ペタペタと音がする。

 なんとサンダルが剥がれていたのだ。

(ビーチで海に入ったのが寿命を縮めたか)

 今回の旅行で新しいサンダルを買おうと

思っていたのだがまさかこのタイミングで

サンダルが壊れるのは想定外だった。

 

 サンダルを引きづるように歩いてホイアン

市場のカフェへ。

 

 

 エッグコーヒーを飲みながら

 なんとかつながっていたサンダルをエイ

ヤ!と剥がしたのを見ておばちゃんが修理

屋を紹介してくれた。

 わざわざ連れて行ってくれたのだ。

 

 修理屋の爺さんが自分の履いているサン

ダルを私に履かせ、まだ値段を聞く前にサ

ンダルに接着剤を塗りだした。

 修理代を訊くと「25万ドン(日本円で約

1500円)と言うので、「もう修理しな

くてもいい!」と言ったら接着剤の料金を

払えと言う。

 すったもんだした挙句10万ドン払って

爺さんのサンダルを片足だけ履いて新しい

サンダルを探し始めた。(接着剤が乾くまで

待たなければならなかったのだ)

 

 旧市街で何件かローカルグルメ店をピッ

クアップしておいたのだが、その中で1軒

だけ行くことにした。

「バインミーフーン」というバインミーの

超有名店だ。

 ここを探すのも少してこずりやっと見つ

けて店の外にまで並んでいる列に加わり待

つこと20分くらいだっただろうか。

 

 基本長い間待ってまで食べることが少な

い私だが、「ここのバインミーは超うまい!

並ぶ価値あり!!」と思った。

 

 そのあと、この日ホイアンでは灯篭流し

のお祭り日であったのでトゥボン川のほと

りへ行き、船に乗ることに。

 

「20分乗船で一人10万ドン」と言われ、

交渉後時間は倍の40分、灯篭を1個つけ

てくれることになり、早速乗船。

 比較的大きな船に3人だけの貸し切り状

態であった。

 

 このころには日がしっかり落ちてホイア

ンの夜景が一層美しくなってきた。

 

 船の上で願をかけながら灯篭を流す…

思い出に残る1シーンとなった。

 

 

 

 マッサージをしてくれた女の子たちが一緒

に記念撮影してくれたラブラブ

 

 そのあともぶらぶら街歩きを続け、旧市

街とは川を挟んで反対側の新市街へ行き、

フットマッサージを受けることにした。

 

 30分だけのマッサージだったが、終わ

った後の心地よさ…足だけが軽くなりなん

とも不思議な感覚だった。

 

 

 No.7へつづく