2008年6月9日号(2389号)
■福祉の求人倍率1.28倍
3年連続で1倍超
07年度「高齢者在宅」は8.51倍
中央人材センター報告
全国社会福祉協議会・中央福祉人材センターが5月27日に公表した「2007年度職業紹介実績報告」(速報版)で、07年度の平均有効求人倍率が1.28倍となり、3年連続で1倍を超えたことが明らかになった。特に高齢者分野は在宅サービス関係が8.51倍、施設関係が4.10倍となっており、深刻な人材不足が続いている。
http://www.fukushishimbun.co.jp/news/080609/04.html
日本の景気が回復したとのことで
(実際のところどうなんでしょう?景気回復ではなくって、団塊の世代が徐々に退職していって
一般企業が新卒を雇えるようになってきただけではないでしょうか)
福祉の仕事につく人が少なくなっているようですね
福祉は、お金はもらえないし、きついし、評価されないし
ほんと、やりがいだけでモチベーションが保てるような仕事
志のある人間でないと続けることが難しいですよ
福祉に携わる人間として、常々そう思います
介護に携わる仕事なんて、肉体労働だしすごく大変だと思いますよ
今後、高齢者がどんどん増えていくわけで
もっと福祉職に対する労働対価は国を挙げて対応していってもらわないと
福祉職離れはどんどん広まるばかり・・・
おれには関係ないぜと思っている若者も
いずれは老人になるわけですから
自身の問題としてとらえ・・・られませんかねえ・・
もちろん、福祉の問題は老人分野だけでなく
障害者などの分野でも同じ
自分は精神の分野で働いていますが
思っていた以上に、障害を抱える人は多いし、人はいずれ障害者になる可能性大です(認知症など)
でも、自分もそうでしたが
障害者?高齢者?自分にはあまり関係ない
と、思いがちですよね、実態を知らなければ
もっと、中学高校の段階で、教育とか見学とか取り入れたほうがいいと思うのですが・・
小学校で英語なんかを必修にしたり、工場見学などするよりはよっぽど
「将来の」ためになると思いますよ