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涙雨この記事も旧ブログからの転載だけど - どーーしても加筆しときたくなっちゃって
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どこみてもだいたい【歌】なんだよね(笑)でも俺の中じゃ
【唄】なんだ、なぜかって聞かれてもね、わかんないけど
今までにね何度も夢の中に出て来た、長女じゃない・・
次女でもない・・三女でもないあいつ・・じゃ誰なんだ
でも確実に俺の子、女の子なんだよねアイツは
意識の中でね、これだけは確実なんだよね、俺の子
何故か俺の中で
じゃ、この俺の子は誰?ってなるんだ
まだ赤ちゃんだったり、ヨチヨチ歩きだったり・・・
でもそれ以上に大きなアイツ、あの子の姿は見た事がないんだよね、
きっとねアイツの力、自分の姿見せる為の能力を全開にして
限界まで頑張ってるのかな・・・って思っちゃって
可笑しいよお前、だって母親の元にだろ普通
あまり、つぅーか俺は聞いた事がねーぞ、まぁな、んな事男だからみんなイチイチ 口に出して話したりしねーだけかもしれねーかっ
公園のブランコや、ちょっとした高さの所でふら付いて危なげなお前、あいつらと一緒で俺は直ぐに手を出さずにお前を眺めている(笑)
よし!頑張ったか もう限界かな、これ以上は危ねーかな
ヨロッとか、時にはチョイとした高さから尻餅ついて落ちそうになったり、そんな事あり得ないのに、故かちっちゃなお前が高い木に登り、落ちそうなのを片手でブラブラ捕まえてたり
だってさ、そんなお前を後ろから、しょうがねーなぁって抱き上げるじゃん
何なんだよ、しっかりとこの手で感じたお前の重みは
ヒョイって持ち上げてさ、腰に掛かる負担、上に腕を上げてゆく時に感じる増してゆく重み、向き直して抱っこしてさ、俺のお腹から胸の間、お前との身体の間に生じる温もりと滲んだ汗
胸に頬を擦り付けて、あっ、よだれと鼻水が付いちまうまうだろうが!
ヨチヨチ歩いて居るお前を、後ろから両のわきの下に手を入れて持ち上げた時のこの手に感じる温もり
でさ、でさ、出て来そうになるんだよ、必ずなるんだよ、だんだん頭の中で、そうだ・・こいつは
名前が出て来そうで出てこなかった名前が・・
解ったような、解ったのにただ自分が思い出せない、解っているのに口に出て来ないだけな様な
そこで フワッと、いつも目が覚める・・・
あまりにもリアルで
この手に温もりも重みも、まるで今し方まで抱いていた如く
アイツの、あの娘の証が残っていて・・・
暫く目覚めた現実の朝に戻れない自分がいる
それで深夜目が覚めた、思い返せばそんな事は1度もなかったと思う、目覚めるといつも朝(夜の世界に居た時は昼や夕方だったかも)
俺が起きなければならないギリギリまで、アイツは精一杯の自分の能力を使い自分の姿を俺の前に現わせてたのかな・・・
なんて都合のいい解釈をしてしまう
三姉妹の幼少の頃の記憶が、おぼろげに、断片的に混ざって
、俺の記憶の奥底にあった事がゴチャゴチャになって潜在的な事が夢になって表れてるだけなのか・・・
- いやっ違う
- 違うんだよ、断じて違うんだよ
アイツは居るんだよね、誰も信じてくれなくったって、科学的に解明されようと、精神ナンタラカウンセラーや心理学者が明確な謎解きしようが
俺の子で、アイツは居るんだよね、だってさ、だってさの後に言葉が見つからねーんだよ、チクショウ
あたりまえだよな、人に分って貰おうとしたら言葉で伝えようなんて無理だもん
俺だけが知っている
お前の存在
お前と過ごした、一緒に遊んでた時間
夢と現実の間にきっともう一つの時間軸が存在して
そこでお前と過ごした時間・・・
そんなアイツが、ピタリと現れなくなった・・・
どのくらいの周期だったのか・・・何年かに1度だったのか
それは覚えちゃいねーけど
いつも忘れた頃に・・・思えばまるで自己主張するかの様に
俺の前にひょっこり現れて来た
たぶん、元奥さんが癌で亡くなってから・・・・
あの頃から、だったと思う・・・・
1度だけ、やっぱり妙にリアルな似た様な子が現れた事が
あった、やはり疑いの余地なく自分の・・・
でもそれは俺の子、アイツじゃなかった、でもやっぱり疑いの 余地なく、俺が面倒を見なくちゃならない子供・・・それはわかってた
三女が流産して丁度1年目くらいだったかな
アイツ・・・・
ピタリと俺の前に現れなくなった
それが、淋しいのか淋しくないのか自分でも良く分からない
すまんな、結局俺、おまえの名前出て来なかったよ
俺の子なのに●●って呼んで振り返らせて、抱いてやれなかったよ
ただ、いつもお前が帰った後にさ、俺の頭の中に出て来た言葉
おまえに語り掛けてた言葉
「おやすみ」
てかっこっちはこれから起きて1日の始まりだってのによ(笑)
目覚めて最初の言葉が、おやすみだぜ笑っちまうよな
もうそれも無いのかもしれねーな