雪の結晶梅雨の合間に雪の結晶



やっと上がった梅雨の合間を縫って山奥の深い谷間にある重源の郷(ちょうげんのさと)へ出掛けた。その地の材木は平安時代に火災で焼け落ちた東大寺の再建に使われた。その指揮をとった重源上人の資料館や紙漉き、竹細工の工房などが遊歩道沿いにあり、ゆっくりと自然を満喫出来る。







最近は足の筋力の衰えを感じて休日に主人と歩くことが多くなった。山奥は丁度、紫陽花が見事に咲き訪れる者の目を楽しませてくれる。










咲き誇る紫陽花をバックに若いカップルが楽しそうに写真を撮っている。出来映えが気になり更に良いアングルを求めて。






甘味処では、串から落ちそうなトュルトュルラブラブ!の白玉を頂いた。みたらしのあんも私のほっぺたも落ちそうだ。主人と一皿だけ頼んだが別々に頼めば良かったと後悔する。








途中、荒れ果てた小さい神社があった。案内図には浮橋神社と印されている。木々が鬱蒼として少し不安に思ったが足を踏み入れるとサッと日が差し込んだ。見ればおみくじや絵馬も置いてあり長寿の神様としてご利益が有りそうだ。



今日も夫婦二人して此処に来られた事を感謝し石段を降りた。と、鬱蒼とした木の枝越しに先程の若い二人と偶然鉢合わせた。



生きる速度の違う中年夫婦と若い二人が神様の元何の脈絡も無く不意に出会う。それから一言も言葉を交わすことなく其々の速度でまた歩き始める。二人は何を祈ったのだろう。








狭い遊歩道を歩く私達は偶然見つけた夏椿を写真に納めながら若い二人に道を譲り颯爽と消えていく後ろ姿を見送った。







爆笑僅か6秒ですが、
マイナスイオンをどうぞ爆笑





キラキラ読んでくださってありがとうキラキラ
音譜今日も明日も良い日でありますように音譜