今回は、守護霊の真実について書くことにします。

守護霊は、神界でも現実界でも同じく守護霊です。

 

守護霊は霊界の第6階層に居る上級霊で、現実界の個々の人間の心の成長が仕事です。

現実界の人間一人一人に必ず一柱の守護霊が付いています。守護霊が二柱以上重複して任に就くこともありませんし、現実界で余程の事が生じない限り交代する事もありません。

 

また、守護霊の補助役として3~5柱の指導霊が一緒に仕事をしています。

指導霊は人間として現実界に産まれてから守護霊の下で仕事が始まり、本人が他界した時点で一度離れ、霊界に戻った際の出迎えで終了します。

 

また、指導霊が親類縁者や知人が成るということを書く書物もありますが、指導霊は段階を経て昇格して成る霊ですし、1万年間もの期間がある第1階層に居る嬰児霊が指導霊に成る筈もありません。

 

実は、人間は現実界に居る時の霊体の名前で、霊界では第1階層の霊体と言うことです。

霊としては嬰児期に当たります。霊の嬰児期は霊界では心の基礎を学びますが、その学びの教室が現実界での人生経験ということです。

 

ですから、現実界から霊界(第1階層)に帰った霊は休息期間として自由奔放に天国の様な生活を送っています。

しかし、一回の現実界の人生では、本当の意味での心を学んだとは言えないために、一回一回環境や役割、性別、弱者と強者を替えて、それぞれの立場での心を学ぶために、約100回の現実界での人生を送ります。

 

嬰児期の霊が学ぶこの約100回の人生では、守護霊と指導霊は一回一回交代して見守ることになります。

ですから、毎回、現実界での指導霊は異なるということです。

 

嬰児期の霊(以後、「担当霊」という)は、一回一回現実界に出発する前には、自分が今回どの様な人生を送りたいのかを担当の神様に希望を出します。

 

希望を受けた神様は、現実界担当の神様と調整して現実界へと送り出す訳ですが、送り出す前に、担当霊の希望を基に、現実界担当の神様と担当の守護霊様と本人の三者で30分間ほど掛けて、その回の人生の概要(性別・何に成って何をしたいのか・寿命等)を確認します。

 

三者面談が終わると下界である現実界へと担当霊は守護霊と一緒にお母さんのお腹の中へ移動します。

守護霊は最初の一日だけ担当霊と共に居ますが、その後守護霊は霊界へと戻ります。

 

霊界に戻った守護霊は指導霊たちの中から3~5柱を選出し、担当霊の今回の人生計画を説明し理解させます。

守護霊は担当霊から何か異変等(母体の異変や母親の異常行動等)の報告があった場合は直ぐに傍へ行き対応します。

 

守護霊と指導霊は担当霊が出産されるまで霊界にいます。

担当霊が正常に出産した場合は、出産直後に神様は担当霊の霊能力を抜き取り霊界での記憶一切を消去します。

 

その時から担当霊は人間(以下「本人」という)となります。守護霊は指導霊を連れて出産直後の人間に一生涯寄り添い本人の面倒を見ます。

 

守護霊と指導霊一体と成って担当霊の掲げた人生の事前設計に沿って人生を全うさせて、担当霊の霊的目的を達成させることが仕事です。

 

守護霊は指導霊を指揮監督しながら、指導霊に仕事を指示して、指導霊同士が協力しながら仕事をします。

本人が人生の目標に向かってスムーズに進むことができるように、多方面に亘って調整を図るそうです。

 

例えば、本人に必要な師と成るべき人物や心の支えとなる友達、能力向上のために切磋琢磨するライバルなど、様々な人物との出会いを作為すると共に、目標達成の切っ掛けとなる場所や場面に遭遇せたりと、様々な手段を駆使して本人を目標に導くのが守護霊等の仕事です。

 

途中、本人が目標と異なる道に進もうとした時には、進路補正をします。

例えば、本人が熱望している学校であっても、目的達成のためには体調不良や選考段階で受験を失敗させます。

 

また、将来、人生の中で必要とする能力を体得させるために適当と思われる指導者に師事できるよう調整したりします。

 

恋愛関係も設定目標と異なる場合は、互いの接点が深まらないよう別れさせる調整をする一方で、本来の相手と出会うように調整を図ったりもします。

 

しかし、現実界では本人の意思が最優先されるため、守護霊が進路修正の信号を送っても進路を誤ってしまった場合には、守護霊は時間と労力を掛けて一生懸命に元の進路へ引き戻そうと限界まで努力します。

 

それでも、本人が自殺に踏み切ってしまったり、引き返せない状況にまで堕ちてしまった場合には、守護霊と指導霊は諦めて霊界へ戻ってしまいます。

 

それは、その時から本人(担当霊)には守護霊や指導霊が居ない状態と成るばかりか、神仏の助けも一切受けられない人生を送ることに成ります。そればかりか、低次元の悪霊たちが傍に寄り添う様になり堕ちる処まで堕ちて行くことにもなるということです。

 

意気消沈して霊界に戻った守護霊と指導霊は、神様から担当霊が陥った原因究明のための指導を受けることになります。

 

一方、寿命まで頑張った本人(担当霊)は、担当霊が本人の身体から分離した直後に幽界に移動し、49日を境に霊界へと戻ります。

 

守護霊と指導霊は、担当霊が本人の身体から分離するのを待って霊界へと一足先に戻り、担当する神様に見守り終了を報告します。その後は担当霊が霊界に戻るのを待つことに成ります。

 

担当霊が無事霊界に帰還した際には、同じ街(スルル)の霊たちの出迎えが終了するのを待って、守護霊と指導霊は

担当霊と共に神様の評価を聞き全ての任務を終了します。

 

これが、守護霊と指導霊の真実です。