今回は、寿命について書くことにします。

寿命は、皆さんも知ってのとおり、産まれてから死ぬまでの期間です。

そして寿命は、一人一人個別に異なっていることもご存じのとおりです。

そんな寿命の事を書くって? 分かる訳ないだろう。と仰られそうです。

 

でも、寿命は年単位で決められているんです。

今回は、その細部について書いてみようと思います。

 

人の中には、産まれて直ぐに死んでしまう方もいれば、100歳を超えて天寿を全うした。と言われる方もいます。

現世では、一見、どの死に方も自然に見えるでしょう。例えば、病死や事故死などです。

 

人々は、幼い子が亡くなると「まだ、小さいのに可哀そうに!」と、いう言葉を必ずと言うくらい聞きます。

親御さんの気持ちを察すれば、至極当然の事だと私も思います。

 

若くして亡くなったりすれば、「これから先、まだまだ楽しい事がイッパイあるだろうに。」と、言いたくなるくらい、本当に可哀そうな事だと心より思います。

現実界に生きる私たちにはとっては、当然過ぎる感情だからです。

 

では、霊界での寿命とは何なんでしょうか。

以前にもブログに投稿しましたが、神仏の寿命は1兆年です。

そして、普通の魂の寿命はと言えば、20億年です。

 

ですから、人間の普通の魂も神仏に昇格すれば寿命は変わるという事です。

因みに、この宇宙の寿命も実は決まっていて、2000億年です。

 

我々人間の寿命は精々長くて120年です。いや100年生きれば立派です。

では、人間界とは何のためにあるのか?と、いう問いに簡単に書けば、魂の体験ツアーです。

 

このツアーで魂を磨くのが目的です。

今の人生は1回きり、と割り切って何をしても良いと考えている方は沢山おられると思います。

 

それを霊界から物言わせて頂けば、それは、大きな考え違いだよ。という事になります。

何故なら、貴方は今、一人の人間としてこの地球上で一時的に生活しているだけだからです。

 

貴方も地球上での人生が終われば、また霊界に戻る運命にある一つの霊に過ぎないのです。

霊界は、互いにとってより良い環境を作るために、お互いの魂を磨きながら成長するのが目的の世界です。

 

ですから、地上での暮らしも、相手を思いやりながら、自分も様々な事を経験し実体験しながら、自分の心を成長させるのが目的なのです。

 

でも、実は、魂が現世と霊界を行き来しながら、心を磨ける期間は決まっていて概ね1万年です。

この世に産まれて、死に、再度、この世に産まれる迄の期間を1サイクルとすれば、1サイクルは約100年です。

 

どなたの霊も平均100回は魂を磨くために地上と霊界を行き来しながら、生まれ変わりを繰り返しているという事です。

 

仮に、100歳まで生きた方は、次回の現世は一回休みとなります。

70歳で亡くなった方は、30年程霊界で過ごしてから現世に生まれ変わります。

 

中には、「現世に産まれて行きたくない。」という方がいるかもしれません。でもそれは出来ません。

その様な事を言うと、神様にお説教されて、体験ツアーに出されます。

 

私の父も、90歳代で亡くなりましたが、神様に伺うと10年足らずで生まれ変わっていました。

霊界で50周忌まで魂磨きなんて書かれているブログも見受けられますが、ウソです。

 

一つの霊は平均すると100回このサイクルを繰り返す事で卒業になります。

卒業できるか否かの判断は神様がお決めになります。

 

無事、魂磨きが終了すると、本来の霊界に移動します。

そこで、神様コースや仏様コース、守護霊や指導霊になるコース、神仏の補助をするコースなど様々な仕事に就くことになります。

 

勿論、人間界に帰るコースも。と書きたいのは山々ですが、絶対にありません。その様な霊は霊界では必要ないからです。

書き忘れましたが、魂とは人間や霊の中にあるものです。魂とは実体のない心の事です。

 

元に戻って、各霊は平均100回の魂磨きをすると書きましたが、中には素晴らしい霊も居られるので、その場合は、神様方の協議で上の霊界へと行かれる方も居ります。要は魂=心の在り方一つで決まるという事です。

 

ただ、100回のサイクルの中の何処かで悪事を働くと、霊界の目標とは異なる道に逸れている事になるので、キツイ人生で再教育になるか、お説教部屋という事になります。

 

さて、人間の寿命に話を戻します。

寿命=現世で生きる期間。です。

 

産まれる前には、神様と守護霊と自分とで、今次人生の設計作業が行われます。

その際に、何歳まで生きるかを自己申告で決めるのです。

 

そして、今次人生で何をするのか、やりたいのか、何を学ぶのかを決めます。

以後は、この計画に沿って、誰の下に産まれたいのか。どの様な遺伝子の下に産まれるのか。育つ環境は。と決めていくそうです。

 

ですから、困窮下にある子どもなどが、親に「私を産んでくれと頼んだ覚えはない。」というのは誤りという事です。

ただ本人が覚えていないだけだからです。

実際は、自分が選んで、あなたのお母さんの下に産まれてきたのですから。この事は断言できます。

 

また、あなたの人生中半で、試験を受けたが実力が出せず、希望しなかった道に進まなければならなかった。という方が居ますが、決して悲観しないで下さい。

あなたが設計したコースへと進路調整している可能性が高いからです。

 

元々、自分が望んだ人生では無かったから、神様が調整したのです。大学受験の2次希望しか通らなかった。というのも多分その口です。

 

次に、カルマというものについて書いていきます。

人生には艱難辛苦が付き物ですが、それは、カルマが人生設計とは別次元で影響しているからです。

 

カルマとは、仏教用語で「業」です。善行にはご褒美が。悪事には償いが。あるという事です。

カルマは、自分の魂が産まれてから現在まで行って来た内容で決まるものです。

 

カルマは「善行」と「褒美」、「悪行」と「償い」が常にセットで働き、「ゼロ」に成らなければならない決まりが霊界にはあります。

また、カルマは現世でしか調整できないという決まりがあります。

 

ですから、現世では善人を絵に描いた様な方でも、災難に見舞われるのは、過去の人生での償いが残っているからです。

その逆もまた真なりです。

 

そこで、1万年の魂の修行が終える際に、このカルマが残ってしまっている場合が多々あります。

この場合のカルマを清算するために行われるのが、幼少期の寿命です。

 

幼くして亡くなるケースの殆どはこれだという事です。

親御さんには、本当に惨い説明で本当に申し訳ありません。でも、それが霊界の決まりであり手段だと云う事です。

 

しかし、幼くして先立つ嬰児や幼児、子供の多くは、親に感謝しながらも一方的に別れを告げる事に申し訳ないと思っています。

特に、早く自分の事は忘れ幸せになって欲しいと願ってしると言った方が適切な子供の気持ちかも知れません。

 

次に一般の方の寿命です。

生前に決める人生の終わり方は、病死、突然死、不慮の事故、身体が寿命、落石や火事、ビルの倒壊などの災害死などの中から選択するそうです。具体的な決め方はしないそうです。

 

ただし、天災に巻き込まれるのは生前の人生設計とは無関係だそうです。

また、天災で亡くなった場合でも生まれ変わりには考慮はされずに100年周期の中で処理されるそうです。

 

現世での寿命は、天災や交通事故などの場合を除き、ほぼ絶対的な決まり事だという事です。

ですから、ガンだからと言って長い余命を過ごされている方は、まだ寿命が残っているからだという事です。

 

勿論、寿命以前に亡くなる場合が多々あります。

それは、殺人事件や電車や自動車などによる事故の場合です。

 

寿命前に亡くなる主な原因は、交通機関や車の増加で、予期しない事故で亡くなるからだそうです。

その他、相手の一方的な理由で殺害された場合などがあります。

 

殺人事件の様な事件の要因は、犯人の成長段階における環境要因が主因なので寿命には関係しないそうです。

このように、天災を除き、寿命以外で亡くなった場合には、次の生まれ変わりの時には、この事が考慮され人生設計がされるそうです。

 

ただし、交通機関の事故でも、寿命が関係する事故があります。

それは、飛行機事故です。飛行機事故は寿命が来た方が集まって起きる事故なので寿命なのだそうです。

 

ひと昔に比べると人の寿命は延びています。

厚生省などは、食べ物が良くなったとか、生活環境が改善されたとか、色々と説明や報道がされています。

 

しかし、その原因は、現世に産まれて来る前に、各魂は現世の様子を良く観ているので長生き出来る時代だと分かっている為に自分の寿命を長く設定しているためだそうです。

 

誰も自分の寿命を知る事は出来ませんが、寿命についての知識を持って生きていくのも良い事なのではないかと考え、今回、人間の寿命について細かく書かせて頂きました。

 

内容は、総て饒速日尊に教えて頂きながら書き進めたものです。

一部概論的な部分もありますが、真実のみを記述しています。参考にして頂ければ幸いです。