今日は久し振りに散歩をしてきました。
途中、こんもりとした小山の頂上に社がある神社がありました。
参道は綺麗に整備されていたので、神社の入口にあった石碑を読むと、
平成14年に参道を敷き直したと書いてありました。
ご挨拶程度にお詣りしようと思い、同行して下さっている神様に
お詣りすべきか伺うと、お詣りする必要はないとの回答。
何故かを色々確認すると、神様は居ないからだと分かりました。
こんなに参道が綺麗に整備されているのに何故おられないのかと思い
色々と伺ってみました。すると、以前はこの神社に招かれた神様が居られたのですが、
大切にされていなかったとか、お詣りする人が殆ど居ないとかの原因で
この神社におられた神様は元の神社に戻ってしまったというのです。
折角参道まで整備し直したのに残念だなぁ~と思いました。
お寺なら、仏様と繋がっている仏像があれば仏様を何時でもお詣りできますが、
神社は神様が常駐されているのが基本なので、大事にしないと居なくなってしまうのです。
今回、残念なのは、神様が既に不在であることを知らずに村人等が祀り事をしているのです。
この様なことを助言して上げる事もできないので、重ねて残念です。
この様な事が起こらないよう、神社は普段からしっかりとお祀りする必要があるのだと
つくづく勉強させて頂いた次第です。