夜、奈良公園の浮見堂には
灯りがともり、いい雰囲気。
その昔、嵐勘十郎という人気役者がここで時代劇映画の撮影をしたそうです。白黒時代ですね、きっと。
浮見堂の中は座るところがあって、見上げると
まあ網代編みの天井です。そんじょそこらのあづまやと違います。
水面に映る夜桜
奈良公園の氷室神社さんの枝垂れ桜です。
有名な枝垂れ桜の大木は枯れてしまったといいますが、こうして次世代のエースが育っています。
枯れてしまった枝垂れ桜も樹医さんの手により
がんばって再生しようとしてます。
夕方の東大寺。大仏さん、おやすみなさい。
今日のメンバーは三十代、五十代、七十代の女子会。みんな仕事持っていて、集まれるの夜だからこんな夜ツアーになりました。

暗くてせっかくのカフェ丸窓特製お花見弁当が見えない。あら、見えなくたって美味しいやー。だの

夜だから星がきれい、と五十代が言えば
目悪くて見えない、と七十代が答える。そこに
夜間飛行のジャンボ機がゴーって光って低空飛行。ユウフォー❗️(そんなはずないだろって思ったけど、七十代が初めて見たわーって感激してるし)
目悪くないやん
だの

七十代の自由奔放に真面目に応えて
喉枯れるほど。
足元注意だの、運転している私に差しずしないで(奈良公園の左折可の信号機は、赤でも左折できるの!)だの、鹿が怖いって生娘じゃあるまい嫁いで五十年やろだの。
自由奔放な婆さん二人に
ひどいこと言いたい放題の私(ヘトヘト)を見て
三十代があははー、こじかよしこさん面白いですねー。

生こじかよしこさんを知っている方は、この雰囲気、分かります?

夜桜はきれいです。
浮見堂はお静かに。
デートの方方のお邪魔にならないように。

オススメポイント!
浮見堂の入口付近にあるすいきんくつは
夜の闇に響き渡って
幻想的な音色です。