横浜西口高島屋ギャラリーにて。東口のそごう美術館で松尾敏男展を見てから反対側に。入江明日香さん。画廊の展示会やDOMANI展やトリエンナーレなどはあったけど個人の展覧会ははじめてかも。
それで日曜美術館のアートシーンでかなり時間をとって紹介されるのはかなり異例、そして期待の高さがうかがわれます。
展示は学生時代のthe銅版画な線や面抽象的なモノクロから色を使い初め、そこから具象な動物や、やがて人物へ。手法もコラージュなど銅版を中心にしたミクストメディアへと。そのなかで銅版画のパリ留学生に選ばれもう一度銅版画の技法をしっかり再復習したときの版画作品も展示されていてそれが今の自由な手法に裏付けを与えているように思えます。
ファイナルファンタジーの天野喜孝さんをも思わせながらなんかかわいい。日本画や東海道五十三次をモデルにしてそのなかにここにこんなかわいいやついた、みたいなヲーリー探せみたいな楽しみも。
そしてここからどう変化するのかも見守りたい作家です。
10月1日まで。
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