GANTZの後編、PERFECT ANSWER 見ました。
※ネタバレを含むので注意!!
世界観というか、雰囲気は本当に良いなぁ。。
このスーツ着てるだけでカッコよく見える。
前編を見た後に、原作を読み始めたけど、後編は原作とは違うオリジナルということを知り、
焦って読まなくて良いことに気付き、ゆっくり読んでます。なので、まだ24巻。。
前編のラストで死んだはずの加藤(松山ケンイチ)が、後編では玄野(二宮)と”対峙”するってことで、
どういう理由で二人が戦うことになるのかと期待していたけど。。
思ったよりシンプルでちょっと残念。。
普通の服の加藤が千手で、後に生き返らせる加藤はガンツスーツ姿なので、
見分けは付きやすい。だから上のポスターはちょっとウソ。だまされた。
千手・加藤は無機質な感じで、淡々と人を殺していく↑
その強さはハンパなく、玄野と加藤の二人がかりでも、歯が立たない。
このバトルはワイヤーガンガン使って、カメラもガシガシ切り替えて、
迫力あるシーンを作っていたよ。
しかし、メインのはずのこちらの戦いよりも面白かったのは、
黒服星人との地下鉄でのバトル!!
原作の黒服(吸血鬼)とは違うけど、星人と位置づけることで、話を広げすぎなかったのは良かったかも。
この黒服星人が良い味だしてたな。
真ん中の黒服星人・壹(綾野剛)の圧倒的な強さ、天井に張り付いたりする軟体的なアクションは
予測不可能で面白かった。
その右の女子高生、黒服星人・参(水沢奈子)のアクションも素晴らしかった。
知らない女優さんだけど、アクションは初めてなのに、ここまでカッコよく映るのは素晴らしい。
車内の狭い空間でのアクションは見ごたえある~♪
あと写真は無いけど、GANTZメンバの山本真子(緑友利恵)も存在感があった。
どちらも凛々しく撮れていたのが良かったね。カッコいいわww。
逆に残念なのは、今回、キーマンのはずの鮎川映莉子(伊藤歩)がいまいちストーリーに
上手く絡めていないように感じた。。
ミニガンツ玉を手に入れて、ストーリーの中心にいるものの、GANTZメンバになってからも
玄野と仲良くなるわけでもなく、あっさり敵側(小島多恵を狙う側)にまわる始末。。
スーツ姿は良かった↓まぁGANTZスーツ着ると全員カッコいいけど。
原作のレイカをイメージしてしまっただけに、ちょっと残念な立ち位置だった。
玄野と多恵と三角関係を描くほどの時間は無いと思うけど。
そして小島多恵(吉高由里子)。
原作を読んでしまうと、やっぱりこの役はこの子ではないと思う。
もっと素朴でちょっとブサイクな人でないと。。それこそ、無名の人を使った方が
良かったのでは??
でも、お客さんを呼ぶためにはそれなりのキャスティングが必要なんだろうね。
さて、ストーリーでは原作同様、小島多恵がGANTZ(ミニ玉の方)のターゲットになるんだけど、
その理由は、映画の方ではなんとなく明かされる。
他の人と同様に、過去のGANTZメンバで、実は強いってオチもおもしろそうだったけど、
そりゃないか?^^;
そして、パーフェクト・アンサーと名づけるだけに、どうやって終わらせるのかと思えば。。
予想以上に、うまくまとめちゃったな。。
GANTZの中の玉男のパワーが無くなってきたので、玄野が変わりに玉男になって、
みんなは元通りになる。。GANTZの存在理由とかはわかんないまま。。
個人的には主人公が犠牲になって全員が助かるってのは好きじゃないんだけど、
まぁ、映画としては妥当なラストかなって感じ。
でもね、あれじゃ感動しないし、泣けない。
いくら、玄野との記憶を無くした多恵が、観覧車のメッセージを見て、
心のどこかに玄野のことを思い出して泣くシーンを見ても泣けない。。
なぜなら、二宮と吉高が好きではないから!!
役者に左右されるんだよね。。ボクは。。
しかし、、
一番残念なのは、、、
夏菜でなさすぎ。。
キャスティングされているのに、最後に生き返るところだけ。。ってひどくない?
オリジナルで行くなら、復活させてGANTZメンバとしてもっと活躍させても良かったよ!!
あと、、
こいつストーリーに絡んでたっけ??
あと、、
戸田菜穂わからなすぎ。。
エンドクレジット見てて、名前は出てるけど、どこに出てたかわからなかった!!
最後に重田の病室で話している編集社の女性だって。。
数秒か。。
さて、まとめると、アクションは素晴らしく、ストーリーも映画としてはそれなりにまとまっているので、
前編・後編合わせて普通に面白かったと思います。
原作はあれこれ話が迷走するので、それを考えるとよくまとまっているんじゃないかと思います。
よくまとまっているってのは、良い表現だけど、悪く言うと、度肝を抜かれるような衝撃はなく、
淡々としていたってことになるかな。。
あと、夏菜がなぁ。。(まだ言ってる。。)