世の中には、何年も前の出来事を忘れず、何度も掘り返しては誰かを攻撃し続ける人がいます。
「あの時こう言った。」
「昔こんなことをした。」
「絶対に許さない。」
その記憶力や執着心には、ある意味で驚かされます。
しかし、少し視点を変えてみると、思うことがあります。
それほどのエネルギーがあるのなら、もっと別のことに使えないだろうか。
新しいことを学ぶ。
仕事を磨く。
大切な人との時間を増やす。
趣味を楽しむ。
誰かを励ます。
同じ時間を使うなら、そのほうが人生はずっと豊かになります。
過去は変えることができません。
どれだけ悔やんでも、どれだけ責め続けても、昨日を書き換えることは誰にもできないのです。
でも、未来は違います。
今日の一歩で、明日は少しずつ変わっていきます。
だからこそ、過去を握りしめる力は、未来をつくる力へ変えていきたいものです。
誰かを攻撃し続けるために人生を使うより、自分を成長させるために人生を使ったほうが、最後に笑えるのは自分自身だからです。
過去は変えられない。
変えられるのは、その執着を向ける先だけである。