Backup Technique(4) オフィス間通信 | Knowledge of Network

Backup Technique(4) オフィス間通信

動的ルーティングとは、ルーティングテーブルをルータ同士が情報を交換し自動作成する方法。


1.同じルーティングプロトコル(※)が使える場合

メインとバックアップのネットワークで同じルーティングプロトコルを使用する。「コスト」と呼ばれる情報を使用し、メインの経路情報の優先度を上げておく。

(※)ルーティングプロトコル

OSPF(Open Shortest Path First) 中・大規模向けのルーティングプロトコル

RIP(Routing Information Protocol) 小規模向けのルーティングプロトコル


2.使えない場合

パターン(A)

バックアップ用のIPVPNをインターネットに見立て、インターネットVPNを作る方法。

フレッツ・グループアクセスで暗号化も兼ねて利用される。


パターン(B) プロースタンディング・スタティック

平常字は動的ルーティングを行い、障害発生時は静的ルーティングをバックアップ用のネットワークに切り替える。