22日の東京株式市場は、米国株安を背景に利益確定急ぎの売りが先行し、日経平均株価は4日ぶりに反落する公算が大きい。下値めどはシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での225先物12月きり清算値とほぼ同水準の9000円前後となりそうです。
21日の米国株式市場では、7―9月期決算発表の本格化に伴い企業業績への警戒感が高まりました。また、為替相場は1ドル=100円台半ばまで円高が進んでおり、東京市場を取り巻く環境は悪化傾向にあります。
日経平均は3日間で約850円上昇した上、直近安値からも1割超値上がりしており、「戻り売り圧力が高まりやすい水準」(大手証券)にある。株価の戻りに比べ、「市場エネルギーの低迷が目立つ」(準大手証券)状態で、売り注文を十分に吸収できる雰囲気ではありません。23日に信越化〈4063〉が予定されるなど今後は
国内企業の9月中間期決算発表も本格化するため、企業業績動向を見極める必要性も高まります。
ただ、日経平均は前日まで3日続伸し、約1カ月ぶりの連続高を記録。投資家心理は過度の不安感が後退する形で、落ち着きを取り戻し始めたのも確かです。下値では自社株買いなど需給面からの下支えが想定される上、「世界的な景気刺激策策定に対する期待感も根強い」(前出の大手証券)。日経平均は軟調な値動きを強いられようが、一時期のような大幅な下振れは考えにくい状況です。