日本に帰ってきた。1/20ということで、大寒という一年で最も寒い時期らしいが、思ったより寒くなくてよかった。
日本の電車に乗ると早朝なのもあってかなり雰囲気がどんよりしていた。8ヶ月もの間夏だったから急に冬の雰囲気変わってギャップを早速感じる。
3ヶ月の滞在をいきさつも含めまとめる。
結論から言うと3ヶ月の海外滞在はとんでもなく楽しかった。行ってよかったと思える旅であった。かなり恵まれた環境下での生活だったのもあって、ストレスを感じることも少なかった。強いていうならば、ストレスだったのは、英語の通じない韓国人の野郎にバイトでこき使われていたことくらいだ。まさか異国でチキンを捌くバイトをするなんて思いもしなかった。
自分がいかにして恵まれていたかというのは、現地に多くの友人がおり、彼らにお世話になったことである。3ヶ月の滞在のうち、1ヶ月半は2人の友人の宅をハシゴしており、家賃なし食費なしの生活を送っていた。おまけにいろんなところに連れてってもらったりと、普通にシドニーに行くだけでは絶対体験できないことばかりであった。お父さんの職場に連れてってもらったこと、外食に連れてってもらったこと、別荘に案内してくれたこと、パーティに招待してもらったこと。どれも贅沢で、自分の周りの人間の優しさには頭が上がらない。主に人に恵まれていたのだ。どうしてここまで優しく、よくしてくれるんだろうと思うくらいみんないい人だった。たった3週間の留学で出会った人たちなのに。
話は遡ること6年前、2018年の7月。当時高1で学校のプログラムで3週間のシドニー交換留学に参加することになった。自分の家族は留学経験のある人は少なく、旅行で海外に行く程度で、そこまで海外志向の人間はいない。何で参加することになったのか忘れたが、親曰くこのプログラムには参加して欲しかったらしい。初めて長期で親元を離れての生活で、しかも海外ということで少し緊張してたのを覚えている。当時は勉強が大嫌いだったので成績もクソで英語もクソ。まったく英語を話せず、うまくコミュニケーションが取れていなかったが、一番印象的だったのは、現地の子が破天荒すぎて、みかんを昼休みの時間に思いっきり校門の外へ転がしていたことだ。こんなやばい(面白い)やつは初めてみたと思い、言語の壁を感じながらもすぐ仲良くなった。仲良くなるほど、会話の中でうまく言葉にできないことにムズムズしてもっと話せたらいいのにと強く思った。それが英語を熱心に勉強するきっかけになった。コイツらともっと話したいと。
帰国後すぐに英語を勉強し始めたわけではないが、その後受験勉強で英語を勉強しかなり成績が良かった。英語が得意になったことのモチベの源泉はシドニーの友人であることは間違いない。帰国して以降、急にゲームしよ!って電話がかかってきたり、何の用もなく電話をかけてきたりと相変わらず破天荒な連中だった。ここで幸運だったのが、彼らと趣味が同じだったことだ。当時1日10時間近くパソコンのゲームをしており、そこで趣味が繋がった。夜な夜な一緒にゲームをしたりとさらに仲が深まった。この頃から英語を実際に使う機会が増え、多少なら話せる状態になっていた。
受験もひと段落し大学生になった。まだ連絡は定期的にとっておりインスタなども繋がるようになった。自分の大学生期間中に彼らは2度東京に遊びにきており、その度に遊んでいた。大学を案内したり、富士山まで俺が運転したり。その話を両親や友人にしていたらしく、謎に俺がシドニーで有名人らしい。日本へ遊びに来たメンバーは会ったことない子も何人かおり、少しずつ友達が増えていた。せっかく2回も遊びに来てくれたんだからいつか俺も行きたいとずっと思っていた。
そして気がついたら就職活動も終わり大学4年の後半が暇になった。そこでワーホリ制度を使って現地へ遊びに行くことを決めたのだ。初めは自分で宿も仕事も見つけるつもりでいたため、ハードな旅になりそうだと思っていた。ところがどっこい、友達が数週間ならうちに泊まっていいよと。どうもみなさんこんにちは。例の日本人です。
最も懸念していたのは仕事探しであるが、思ったよりも苦戦しなかった。到着して1週間でトライアルに行ったり、その次の週には仕事が見つかったり。落とされてムカついたこともあったが、異国にバカンスをしに来てイラついていても仕方ないので、すぐ切り替えるようにしていた。仕事が見つからないことの何がまずいって、現地の物価が日本の2、3倍高いんだよね。自販機のジュースは500円近くする。一軒目のバイト先では日本人にあった。同い年で就活もせずにとりあえず海外に来たと言っていた。英語もできずキッチンで働くしかないと。変な奴もいるもんだ。話を聞いた感じ無計画そうだったのでただフーンと話を聞いていた。この後も別の職場のトライアルで日本人と何人か会ったが、同じくとりあえず海外に来ました勢が多くいた。20後半で異国の地でアルバイトか。。。前のブログでもこの話は触れたがどうも共感も賞賛もできないというのが正直な感想。まぁ女子ならええと思うけど男は一家の大黒柱にならんとあかんやろがい。切羽詰まった感じの人が多い中、すごく楽しそうにしている人もいた。日本の社会の波に揉まれて嫌になり、こっちに来て自由を満喫しているそうだ。そういう人を見ると自分の視野が少し狭かったのではないかと思う部分もあった。俺らも所詮はレールの上を走っているだけのつまらん人生を送っているのではないかと。それくらいその人は楽しそうに見えた。ここで思ったのが、目的意識の大切さである。何も考えず来ました勢は何となく顔を見りゃわかる。遊びできているのか、それともこっちでキャリアアップを狙っているのか、何か目的があれば時間を無駄に感じることもなくなると思うんだ。でないとある程度時間が経った頃に、自分は一体ここで何をしているんだろうと思う日がいつかきっと来る。英語を学びたくてきてる人もいたな。てか英語学んで何すんの?目的は何や?何となくなら時間の無駄だからやめとけ!実際に言うことはないが内心そう思っています。来るならもう割り切って遊びに来るべきだ。そもそもワーホリというのは、ホリデーである。ホリデーで遊びに来るついでにちょっと働いていいよという制度である。制度の趣旨を理解するべきである。何が出稼ぎじゃボケ。あと英語を学びたいから現地の友人が欲しいと言うやつは嫌いだ。順序が逆なんだよ!シドニーで自分の人生についていろいろ考えさせられました。本当にいい機会だった。俺もいつかドロップアウトする時が来るのだろうか。
日本人はさておき、オージーの話をしたい。結論俺は大好きである。気を遣ってくれながらもフランクに喋りかけてくれるあの感じが本当に嬉しい。日本人の気遣いとはまた違った感じだ。日本人の気遣いは基本的に自己保身的な要素が強いがこっちはそれとは少し違う気がする。何ともピュアで、いい意味で他人の評価をそこまで気にしていないような。自分の性格にすごくあっているとも思う。もちろん気を使うところは気を使うが、それはお互い様で、誰でも受け入れてくれるような余裕とコミュ力が彼らにはある。みんなよく喋る。おかげさまで現地でさらにたくさんの友人ができた。一生ものである。俺らが唯一勝っている点は学力くらいだ。こっちの学習内容は見ると本当にびっくりする。簡単すぎて。ただ、そこは重要なポイントではない。いくら日本人が頭が良くても、それを凌駕するだけのコミュ力と向上心を彼らは持っている。将来についてちゃんと考えている子や勉強熱心な子も多い。日本も最近そう言うの意識し出してんのか知らんけどペーパーテストを少なくして面接やら小論文を増やしているように思う。学力がなくても推薦で最高学府の教育が受けられるなんて。俺の大学なんて推薦のアホばっk。。。。。やめちまえそんなクソ入試!!!和魂洋才という言葉があるように西洋文化を取り入れるのはいいが、日本固有の精神を大切にしながらうまく取り入れていけばいいと思います。はい。結論何が言いたいかというと、わかりません。
シドニーの好きポイントその1。圧倒的に恵まれた気候と地理的な位置。地震はないし災害も少ない。雨も程よく気温は常に過ごしやすい。日差しが強いことだけが懸念点ではあるがそんなもの大したことではない。夏の期間を過ごしたがとにかく過ごしやすかった。たまに30℃になる日があるがそれ以外はほぼ16〜26℃らへん。湿気がないが故に30℃ってこんなもんだっけ?となった。自然も豊かだし、そういうのが好きな人はかなり楽しめると思う。大自然と大都会の融合がまさにシドニーである。海もビーチも綺麗。聞くところによると清掃にかなりの税金が使われているそう。ただ、ひとつ思ったのが、娯楽施設が少ないことである。学生や若い子が集まるようなところが少なく、お酒以外であまり楽しめなさそうというのが率直な感想。子供のすることがなさすぎて以前は少年犯罪が多かったらしい。日本だったらカラオケ、ショッピングモール、遊園地、ゲームセンター、公園と色々あるがシドニーにはあまりない。みんな学校終わりはすぐ家に帰ってNetflixを見ている。それもあってかシドニーの人の多くがやたらと映画に詳しい。これは6年前留学した時も同じことを思った。みんなで放課後どっか行かないの?って。そこと物価を除けば過ごしやすい環境であり、そういう環境を夢見て移住してくる人も多いらしい。それ故の多文化主義国である。ユダヤ教の人やいろんな国の移民を受け入れているらしい。歴史的にもそうで、戦争の避難民なんかもこれまで多く受け入れてきたそうだ。おまけにワーホリも大人気。政府が家の数を把握せずに外国から多くの人を受け入れすぎたせいで家賃がとんでもなく高騰しているのだ。海沿いなんかは大人気スポットでお金持ちか、昔から住んでる人しかいない。そういう状況を鑑みるに、お金の採算さえ取れれば移住は簡単である。そう、お金さえあれば。
この旅をまとめるにあたって、シドニーへのワーホリを勧めるか否かということについては、全くもってオススメしない。そもそもワーホリ自体をオススメできるものではない。他人に勧めるのはあまりにも無責任すぎるように思う。辛い思いをしている人もたくさん見た。投資詐欺で30万取られた子、バイトのシフトが入れてもらえずお金がたまらない人、仕事が見つからない人。大前提英語の環境なのだから英語ができないなら来るべきではない。どうしても行きたいというなら英語を最低限学ぶべきだ。でないと嫌な思いばっかりする事になるし、結局ワーホリできてる日本人とジャパニーズレストランで群れるだけになる。それなら旅行で来るだけでいいじゃないか。。。ただ、海外に興味があるならば来てみてもいいとも思う。もちろん最低限の英語は必須で。海外でしか感じられないもの、見られないものはたくさんあるはずだ。言葉には表しづらいが、視野を広く持てるようになった気がする。世界は広いのだ!行くなら大学生のうちが絶対に良い。一年休学するか、俺みたく就活終わりに暇な時間を使って遊びに行くか。20後半になって行くところではない。将来のことを考えるきっかけにもなる。このブログはほぼ身内限定の日記みたいなものだが、もしこのブログを見て海外に行ってみたい人が現れたらそれはそれで嬉しい。きっと一生の思い出になるだろう!エージェントなんて使うなよ!金の無駄だ!オススメはホームステイや!現地の人と関われるからね!
それではまとめもこの辺にしたいと思います。シドニー最高!
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それではお待ちかね、お金の計算をします。
まずはカードの請求額を10半ば〜1月半ばまでを日本での出費を除して算出する。
10月 185,691円
11月 49,852円
12月 212,657円
1月 182,343円 小計 630,561円
ここから友達と後輩の旅費建て替えの分があるので-17,829円すると
小計 612,732円
これに加えてビザの申請料66,766円、キャリーケース66,000円
小計 745,498円
さらに現地の銀行口座の出費(家賃など) 279,263円(当時レート96,99円)を加えると
合計 1,024,761円 となります。
意外と耐えたのでは?もしエージェント使って留学したら1ヶ月でこんくらいかかるだろうし。まだカードの請求額が確定していないので多少の手数料でアップはするが、まあこんなもんかとも思う。現地の銀行口座の出費は現地で自分が稼いだ金額と同じ額であるが全部家賃と生活費に消えた。これに加えて10月以前に日本で買ったオーストラリアに必要な日用品とか合わせたらとんでもない金額になりそうだ。3ヶ月の滞在のうち半分は友達の家に居候していて、食費も家賃も殆どかかっていないが故にこの金額で抑えることができたのだと思う。もし初めから1人で家探しをしていたら家賃と食費でもっとお金がかかっていたことだろう。恐ろしい。もうこれ以上は計算しない事にする。以上、人生最後のホリデーでした。