こんばんは。

今日はずいぶん肌寒くなりました。

こんな日は家で読書がいいですね(強引)

 

今回はこちらを紹介。

 

 

中村文則/著「教団X」

 

ふたつの対立軸に揺れる現代日本の虚無と諦観、危機意識をスリリングに描く圧巻の大ベストセラー!
突然自分の前から姿を消した女性を探し、楢崎が辿り着いたのは、奇妙な老人を中心とした宗教団体、そして彼らと敵対する、性の解放を謳う謎のカルト教団だった。二人のカリスマの間で蠢く、悦楽と革命への誘惑。四人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国の根幹を揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、そして光とは何か。
宗教、セックス、テロ、貧困。今の世界を丸ごと詰め込んだ極限の人間ドラマ! この小説には、今の私たちをとりまく全ての“不穏"と“希望"がある。

 

かなり特異な内容の本作。社会的な問題?というか、宗教とは、みたいな重いテーマを扱いつつ、その中の人間模様を克明に映し出す、エンタメ小説だと思います。

 

正直、分量が相当多いので随分と時間がかかりましたが、とても面白かったです。

時間にゆとりをもってお読みください(笑)

 

@やっしー

 

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