年末年始に入ったので、冬の読書期間に充てています。

寒いので外にあまり出れないというのが正直なところです(笑)

今回はこんな本を。

 

 

石戸諭/著「東京ルポルタージュ」

 

2020-2021年、
コロナ禍に揺れ、祭典に沸き立つ東京の街に
生きる人々を描く31の物語


上京して「正義」の自粛警察活動に勤しんだ、ユーチューバーの知られざる過去――
新型コロナの感染源と名指しされた「夜の街」、取り戻すために動き出した人々の想い――
東京オリンピック、最前線で感染症対策にあたった専門家が考えたこと――
薬物依存症患者が直面した危機、やがて彼は小説を書きはじめる――
「鬼滅の刃」だけが救いになった女性が選んだ道――
行政が機能不全に陥る中で、訪問診療で新型コロナ患者を救おうとした医師――
休業を選んだバーが、それでも営業をあきらめない理由――
デビュー40年目の佐野元春が日本武道館ライブで歌う、「今までの君はまちがいじゃない」――
困難に直面しても、人は集い、そして歩き始める。

第1回PEPジャーナリスト大賞受賞、気鋭のノンフィクションライターが街を歩き、耳を澄まし、描き出す。2020年〜2021年、激動の東京。感染と祭典の都市に生まれた31の物語。
聴け、東京の声を――

 

最近出たばかりの本なので、岸田政権発足の話だとか、オンライン授業が続く学生さん、リモートワークの新社会人、ライブハウスの経営者…

本当に『今、現在』のことが書かれているので、ニュースをおさらいするような感覚で読むことができます。

 

推理小説やファンタジーものが好きな自分にとってはあまり手にしたことが少ないジャンルなだけに、新鮮な気持ちで読むことができました。自分独自の視点ではなく、『他人が見ている社会』を感じることができる1冊です。

 

@やっしー

 

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