音か、声か?
春爛漫といった天気で、お花見には最高の気候ではないでしょうか。でもまだ朝晩の寒暖差はありますから少々注意は必要でしょうけど・・・。さて今日、当院にギックリ腰と思われる症状を訴えて突発で来院された中国人の方がいました。検査をして主訴を中心に施術。それが足を引きずって来院されたのですが、終わった後は施術ベットからサクッと立って、普通に歩いて帰りました。「まだ違和感があるから・・・」と次回の予約も頂き、それはそれでOKってなりました。で、その施術中に当院のBGMで虫の鳴き声が入っている音楽が流れていて、その患者さんが「ここに虫がいるの?」というのです。「いやいや、BGMですよ。」って伝えると、「はぁ~?」みたいな対応されました。ここで思い出したのが「日本人には虫の声が聞こえ、外国人には聞こえない」ということ!日本人は虫の鳴き声をしっかりと「声」として認識しているのですが、外国人にとっては虫の鳴き声はただの「音」として認識されるらしいのです。外で虫が鳴いている場合、日本人は「外で虫が鳴いている」と受け取りますけど、外国の方は「外から虫の雑音が聞こえる」と受け取るようです。これを知って不思議な感覚だと思いましたが、これ実際に当事者として解りました。ですが、日本人の私はなかなか想像しづらい感覚ですし、その時のその方の表情見た時に「実際にそうなんだ。」と感じた訳です。実は、これ日本人と外国人の脳の違いによるものだそうです。脳には「右脳」と「左脳」がありますけど、右脳は音楽脳、左脳は言語脳と言われていて、日本人は言語脳で虫の声を認識し、外国人は左脳で虫の音を認識しているため、聴こえ方に大きな違いがあるというのです。しかも、これには普段使用している「言語」や「文化」が大きな影響を及ぼしていて日本語を母国語としている人は虫の声として、それ以外の外国語の場合は虫の音として聞こえるそうなのです。また、日本には虫の声を美しいとする文化があり、その影響もあるでしょう。有名なところで言うと鈴虫の鳴き声などは昔から愛されていますから・・・。こういった脳の違いは世界でも日本人のみしか持っていないらしくそれが、日本独自の独創的な発想にも繋がっているのだそうです。外国の方がよく来院されるようなら院内で虫の音などのBGMを流す際は本当に注意が必要だと痛感しました。知ってはいたけど身をもって体験するって、なかなかない貴重な経験ですから・・・。それはさて置いて次回、その方が来院する際は、症状や状態もしかりでその辺りも注意しつつ施術に望んで、痛みのない万全な状態にしたいと考えています。