2週間前の1/21、土曜日にポムが避妊手術してきました。

ポムと生活しだしてから3ヶ月くらいしてから(ポムが生後6ヶ月頃)避妊手術をするべきかを悩みだして、とにかくいろんな人に話を聞きましたし自分でもできる限り調べました。

悩んで沢山考えた末、将来の女の子特有の病気を避けるために(高齢になってからの全身麻酔はより危険であり、避妊手術をしなかった場合の病気の発症率も調べ)手術をしようと決めました。

そこから病院探しが始まり(普段お世話になってる病院もありますがやはり手術なので)、周りの信頼できる方たちに良い評判を聞いては
健康診断もしくはノミダニの薬をもらうという名目のもと、どんな病院なのかお医者様や助手の人柄などチェックを兼ねて偵察に行きました。6〜7軒は行きました。

やっと この病院ならと確信を持ったところに出会えたのでそこで手術をすることを決め、日程も決めました。
そのために仕事の休みもとれるように調整して。

日程を決めたのは手術の2ヶ月ほど前だったのですが、なんと手術の2日前にまさかの初潮(ヒート)が来てしまったのです。

ポムは生後9ヶ月になっていたのできてもおかしくはないのですが、私の仕事の都合もあり'この日'と決めていたので拍子抜けしてしまいましたあんぐりピスケ

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お赤飯リゾット





と同時にその頃の私にはまだ迷いがあって、(本当にこの可愛いお腹にメスを入れてるのか…麻酔のリスクも恐ろしく。心のどこかでポムの赤ちゃんを見たいという気持ちも捨てきれていなくて。)

そして「こんなタイミングでヒートが来るということは神様が手術をしないほうがいい、ポムの遺伝子を残しなさい、とにかく考え直しなさいと私に伝えているんだろうか?」という気持ちも湧いてきました。

正直、可愛いくて賢い愛するポムの遺伝子を持ったチビポムがいたらどんなに可愛いだろうと何度も考えてましたから。

(しかし犬は本能で子作りして生まれた子供を育てますが、人間の様に「私、将来は3人は子供欲しいわ〜」なんて考えるわけないんですよね。
なので、そういう希望も私のエゴだなというのもわかっています。)


その後、ヒート中のポムとの生活が始まりました。が、これが思ったよりしんどかったです笑い泣き
ポムは小さいですし初ヒートだったこともあってか出血量は少なく汚れでそこまで困ることはなかったのですが…
ポムが通っていた犬の学校はヒート中の女子はお休みしなければならず、(これは学校によって違うみたいです。未去勢の男の子はNGでヒート中の女の子はOKのところもあります。)学校が大好きだったポムは楽しみが1つ減ってしまったと思いました。
またお散歩なども未去勢の男の子からすると生殺し状態になると聞いていたので、堂々と出来ず近所をさささーっと回る程度になってしまいアセアセ

この話はまた賛否両論ありそうですが、なぜ女の子の方だけドッグランも散歩も控えないといけないんだろうと思ってしまいます。
'オスのワンコに発情期はなく、ヒートのメスに反応して発情する'というのは解りますがそれを言ったら'じゃあ未去勢の男の子を散歩に出してる時点でお互い様なのにな'と。

まぁとにかく、他のワンコと遊んだりするのが大好きなポムにとっては楽しみが減ってしまった1ヶ月半(出血は3週間くらいで終わりましたがそのあとの2週間くらいも安心できないと言われていたので)だったわけです。




その期間を経て、年に2回も引きこもりの時期を作ることになっては彼女の精神衛生上よくないと思い、やはり手術をするべきだと決意しました。


そして何よりも日本の犬猫の殺処分の多い現状を冷静に見たら
愛犬の子供を作る(しかも母体の安全の保証は出来ない)よりは、保護犬など引き取り手がいないワンコの里親になるほうが遥かに合理的だと思い至りました。

(※これは私の意見であり、愛犬の出産に立ち会い、愛犬の子供たちと幸せに暮らしてる方々に対する批判では全くありません。気分を害されたらごめんなさい。
こんなことを書いている私自身、この悲しすぎる現状を知ったのはポムを飼い始めてからですのでポムは普通にブリーダーから購入しております。)



そんなわけでお医者様に相談して日程を再度すり合わせました。

信頼しているとはいえ、リスクはもちろんありますので本当になんとも言えない気持ちで病院に向かいました。
朝ごはんは抜きましたが前日仕事後ごはんをあげたのが夜中3時近くでしたので直前になって不安になりましたが先生に聞いたら問題ないとのこと。(手術は午後でした)
預けてから病院の近所の神社にお参りにいき、どうか無事に終わりますようにと祈ってきました。
神社に向かう道すがらいろいろな気持ちが錯誤して涙が止まらなかったです。
犬と生活するとこんなにも心を持ってかれるもんなんだなぁと実感しました。

およそ2時間後くらいに先生から無事に終わりましたとの電話をいただきました。(もう自力で立っていますと聞き驚きました。)

ホッと胸をなでおろし、ポムのケージを丸洗いしてから(大変でした。滅多にできないので頑張りましたが)仕事に行きました。

翌日曜日、早々に迎えに行きました。
いつも通りかなと思いましたが、帰宅したらやはりいつもとは違いました。(当たり前ですが)

①座ったり伏せたりするのもしづらそうで、いちいち確かめるようにゆっくり体制を変えてました。

②また突然キャインキャインと高い声で短く鳴く時があり、オロオロしてしまいました。(普段滅多に鳴かないので余計に)

③そしてひたすらよく寝ていました。普段私たちの側では寝ないのですが(ウトウト程度)、ぐっすりくっついて寝てました。


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3日目くらいにやっとおもちゃで遊び始めたので安心しました。
そして手術前と後で大きく変わったことは、、、
一緒に寝ることになりました。
今まで自分の寝床でしか寝なかったポムなんですが、手術後は私が布団に入ると自分もベッドの下で寝るようになって、、
試しに登れるように階段を作って寝てみたところ、朝起きたら可愛い寝顔が横にラブ



1人で寝れなくなってしまってはこれからが大変なので(お泊りしなきゃいけない時や1人で寝ないといけない時は必ず来るので)今は半々くらいというかランダムにしています。

でも二度寝する時は必ずベッドにあげてしまいます笑
おかげでベッドに抜け毛が半端ないですが笑い泣き
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full of vigorの術後服
2.8kg、首周り22cm.胴回り34cmほどのポメラニアンでNMサイズでぴったりでした。すこーし、きついかな?と思いましたがゆるいと意味ないですし動きづらい感じはなかったのでこのサイズでよかったです。




次の日曜、抜糸です。
無事に終わりますように。