おはようございます!みずいろです
突然ですが、小学生男子って、やたら「強さ」や「勝つこと」を気にしませんか?
(男は大人になってもそうか。プロ野球の結果とか気にしてるし・・・)
「戦国武将で誰が1番強いの?」(↓を読んで)
「サンダースとバイデンどっちが勝つと思う?」
(NHKこれでわかった!世界のいまを見て)
「日露戦争はどっちが勝ったの?」
(探究学舎オンライン授業明治立国編を見て)
↑はすべて、
最近の、しゅんちゃんからの問いです。
そんなとき、自分が答える前に、
1 「しゅんちゃんは誰が強いと思う?」
2 「戦国武将が、強い、ってどういうこと?」
3 「何ができたら強いと思うの?」
と、質問すると、面白い!
彼なりの『 強さの定義』を話し出します。
1 「武田信玄!」
2 「戦いに勝つこと!」
3 「騎馬軍団で戦ったから・・・かなぁ。」
そこですかさず、
ママ「でも、信長は騎馬軍団を鉄砲で破ったよ。信長が1番強いの?」
しゅん「強いけど、明智にやられた。」
ママ「明智が強いの?」
しゅん「明智もやられた。」
ママ「最後は家康が勝ったから、家康?」
しゅん「家康は、騎馬軍団から逃げるとき、おしっこもらしてた(笑)」
ママ「じゃあ、誰が1番強いのかな?」
しゅん「う〜ん・・・」
という感じで、価値観を揺さぶります。
ママ「じゃあ何があると強いのかな?」
とさらに聞くと、
「強い武器」
「運」
「仲間」
いろいろ言ってきて、面白いです
車で話してたんですが、目的地に着くまでに、1番強い武器の話になり、核の話になりました。
結局、だれが1番強いか、何が強さか、2人とも答えは出なかったけど、いいんです。
子供たちには、ひとつのテーマをいろんな方向から見ることを、常にやってほしい。
相模原事件のようなことが、二度と起きないように。
第二次世界大戦のようなことが、二度と起きないように。
死刑判決の出た朝は、こんな青空でした。
中島みゆきさんの『命の別名』を聴きました。
「くり返すあやまちを 照らす灯をかざせ
僕にも 君にも すべての人にも」
強さに憧れ、強さを得て、間違いをくり返し、あらゆるものを傷つける人間が、照らす灯は、何を求めているのか・・・
お読みいただき、ありがとうございました