ラーメンがブームのようになったのは、

1980年頃から、

つまり、バブル経済が弾けて、

お財布にやさしいメニューが注目されたことが、

おおきな原因だと思ってます。

それに加えて、制作費を抑えられたテレビが、

取材費の安いB級グルメに注目して、

ラーメンの放送回数が増えたことは、人々の注目をさらに集めることに貢献します。

テレビチャンピオンという番組で、

ラーメン王が何人も生まれ、

大食いチャンピオンでもラーメンは欠かせないメニューでしたね。


思えばそのころのラーメンと最近のラーメンはだいぶ違いますね。

とくに、

つけ麺や横浜系は一般的ではなく、

名物ラーメン店なんてのも、あまり無かった。

荻窪にいくつかあるラーメン店が紹介されたり、

その中で春木屋が老舗だとか、

銀座の創業1929年の萬福だとか

半ちゃんラーメンを発明したサブちゃんだとか、

慶応大学生御用達の二郎だとか、

東池袋の大勝軒が、

まあ取り上げられてましたなぁ。

二郎と大勝軒は今ではチェーン展開してどこでも食べられるけど、

有り難みが少なくなってしまいましたね。


ラーメン好きはラーメンそのものが好きなのはもちろんですけど、

個性的な一杯を探したり、訪ね歩くのも、楽しみなので、

どこでも食べられて、

どこで食べても似たような味ってのは、

ちょっとつまらない。

だから、各地にできてしまった大勝軒とか横浜系とかとんこつ醤油の店には、

あまり入らないです。


さて、そんな私のお眼鏡にかなった今日の一杯は、

ラーメン 喜多屋商店  です。

たぶんそーかなーと思いつつ、

やっぱり喜多方ラーメン系でした。



今日は基本のラーメンに黒醤油を使ったというブラックです。

¥680 ライスはランチサービスで食べ放題


最近、ブラックが流行なんですかね?

ブラックラーメンといえば富山ですが、

醤油味のふつうのラーメンです。

ま、黒い分、コクがあるといえばあるかも。

動物系のダシだという書き込みもありましたが、

私的には煮干し系の魚だしが感じられました。

喜多方ラーメンよりは、東京ラーメンの方が近いかもです。


麺は手揉み平打ち麺だそうですが、

喜多方ラーメンにしては細いですね。

手打ちではないので、稲庭うどんをラーメンにして揉んだ感じ?

食感は佐野ラーメンが近いかもです。


チャーシューはよくある出来合のものですが、

柔らかくておいしいです。

他の具材は写真の通りで特記するほどのことはないですが、

ふつうです。悪い印象のものはありませんでした。


ご飯は食べ放題ですが、

お焦げは炊きあげている証拠のようで、

そこらへんを店の売りにもしています。


定職類も充実しているし、

価格も安めなので、

日常使いには良いお店だと思います。

70点


ついでに、近所にある熊本ラーメンの「大悟

今回の注文はやっぱり「ブラック」



¥750


ほかに「ホワイト」と「レッド」がありますが、

味はだいたい想像できますね。

ランチは大盛りかライスが無料で付きます。

また、次回サービス券が\50もらえます。


熊本ラーメンなので、細麺ストレートです。

スープは博多に近い豚骨ベースにニンニク味がきいている

まあ、正統派を目指した熊本ラーメンというところでしょうか。

オーナーさんらしい、おじさんが一人で厨房がんばってました。


具がトッピングでいろいろつけられるのが楽しいところですが、

スタンダードで頼むとちょっとチープな感じになってしまいます。

特に難はありませんが、価格も気持ち高めなので、

集客には、何かポイントがほしいラーメンですね。

つけ麺があったので、近くに行ったらもう1回行ってみようかな。

60点







今回が最後のモグ1。

いやいや、これから絶対一切しない訳でもないんだけど、

もう、意地になって課金したりリアルより優先して張り付いたりはしないでいいか、

とメンバーと話し合いました。

一緒に頑張れた時の一体感や高揚感は素晴らしいクラブなんだけど、

やっぱり、ちょっと、

他にもしなくてはならないことがある、

ということに気が付いた

って感じです。

昨年12月のモグ1戦記譚にも書いたけど、

そうした雰囲気の変化は感じてたから、

今回のメンバーの意向は、想定内のことでした。

大食いや他のイベントで頑張っている人もいるので、

モグ1のために最小限の仕込みはしておきました。

メンバーは、12月に応援で入ってくれたマミリさんとnicoさん、

昨年4月からメンバーだったマリンさんが抜けたので、

3人をサブチームから引き上げました。

そんな状況での、今回のモグ1は始まりました。


1日目

なんか、すごい組の入ってしまいました。

どこかで一緒になって圧倒されたり、

イベントで100位以内の常連らしいチームがちらほら。

まあ、いつものことですけどね、普通に振る舞ってると

まったく相手になりません。

はい、10位決定です。

1日目昼 10位 1王冠 計1王冠

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夜の部は、うちだけが1王冠。

他のチームはほぼ10王冠です。

1チームだけ、すこし頑張って2位に付けてましたけど、

1000万点ほどで1位確保です。

珈琲倶楽部って、人数多い割には、

実力は下の方なんですかねぇ。

1日目夜 1位 50王冠 計51王冠

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2日目

今日もうちだけ51王冠、他のチームはすべて60王冠。

オラは12時までほぼインできませんでしたが、

インしたらすでに1位。

1時と最後にフィーバーして900万点弱で1位。

2位は340万点ほどでした。

メンバーのイン率やフィーバーの参加状況はあまり良くないですが、

この程度のペースがお互いに負担にならなくていいんですかね。

1000万点の実力で何王冠まで行けるのか、

結果が楽しみです。

ま、リキッドはあるので、振る舞っちゃうのかなーとは思います。

2日目昼 1位50王冠 101計

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オラの帰りは、最近9時位です。

6時からのモグ1には、携帯でポチポチ振る舞う程度。

3日目までは、勝っても負けても、

なんとなく180王冠くらいになる流れがあるので、

その流れに逆らうことはないと思ってます。

でも9時にフィーバーして、

貯めて技を使って、必要なだけフィーバーして、

最後に味力2倍でドーンと伸ばす、

という流れは、確立してますね。ただ、今回は4つ星狙いなので、

貯まってもすぐにはフィーバーしません。

というか、10時・11時・ラスト、という程度に決めて、

貯まってからフィーバーまで、30分くらい空けてました。

それはいい休憩時間になってたようで、フィーバーで集中して振る舞えば、

ま、これはこれで有りかもしれませんね。

2日目夜 3位 25王冠 計126王冠

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日目

あまり競争する気配がなく、2位に付けてました。

1位は2000万点位で停滞していて、

1時のフィーバーで100万点差くらいにまでつめてたんですね。

最後のフィーバーでうちが3500万点くらいまで増やして

1位ゲット!!!

のはずが、2位。

1位チームは4500万点ほど。

あー、やっぱり1位チームが逃げたんだなーと思いましたが、

さっきまでの1位は2000万点のまま3位。

ということは、このチームはどこから出てきたん??? (゜д゜)

モグ1はたまにこういうことがありますね。

3日目昼 2位 35王冠 計161王冠

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夕方は1位チームがいきなりのスタートダッシュで3000万点ほど入れてきます。

2位3位も続いていて、いきなり強豪チームのせめぎ合いに飲まれます。

でも、まあ4つ星狙いですからね。

ここで、無理はしても仕方ありません。

チーム力からして、1-4位グループ、5-7位グループ、それ以下というように

分けられそうです。

昼のこともあるので絶対じゃないですが、

5位が取れたらいーねー、と掲示板に書きます。

9時30分頃に帰宅してフィーバーして5位、

10時にフィーバーしてすぐに貯まったけど、

30分の休憩で11時とラストのフィーバーにかけます。

結果、予定どおりに5位が取れました。

いきなり躍進してくるチームがないと、助かります。

あと104王冠、4日の成り行きが注目されます。

3日目夜 5位15王冠 計176王冠

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4日目


金曜日はオラが忙しくて、いつにもましてインできません。

しかも、昨日までの王冠数から、少しきついグループに入る予感。

結果を書けば、8位でした。

インしてくれてた人、

ほんと、ごめんなさい、そしてありがとうございます。

この5王冠は有り難いです。

あとにじわっと、きいてきます。

4日目昼 8位5王冠 計181王冠

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昼の部は惨敗でしたが、

昨日の5位、昼の8位と負けたおかげで、

組み合わせは楽になりました。

オラは10時過ぎに帰宅して、

肩身の狭い思いでインしたのですが、

すでに1位当確状態で、

もう、ほっといても良かったくらいなんですが、

念のためと、使い切ってない技を使いたくて

一応、フィーバー。

しかも、

メンバーのラストフィーバーの集合が良くなってきていて、

最後のフィーバーで3000万点越の1位でした。

2位は1000万点ほど。

この差を昨日とかの穴埋めに使いたいですよすねぇ。

残り1日であと49王冠。

おやおや、4つ星狙いなんですが、5つ星の目が出てきましたねぇ。

モグらないで4つ星1位狙いもありですが、

オラの予想は、流れはきっと5つ星です。

最後だしね、やりたいようにやるんでいいんじゃないかなwww

4日目夜 1位50王冠 計231王冠

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5日目


土曜日ということで、

オラは朝から頑張る、

はずでしたが、なんとインしたのは12時過ぎ。

すいません。

いろいろとあって、

そのとき、順位は5位でした。

ですが、点数自体はそう高くもなく、

1位が3000万点位。

オラが本気出せば追いつけない差でもない。

とか思ったのですが、

休日にインしてるメンバーはそう多くもなく、

あと2回のフィーバーがやっとでした。

やっぱりモグして審査員集めてくれるメンバーとかいないと、

そうそう振る舞うばかりしてられないのでした。

とりあえず目標にしていた、4つ星ゲットです。

ここで、夜の部の戦略会議が開かれました。

このまま夜は何もしないで4つ星を狙うのか、

上を目指して5つ星を狙うのか。

5つ星狙いをするとなると、

メンバーには負担をかけます。

ま、色々なメンバーの思いがありましたが、

オラの基本方針は「なるようになるさ」でしたwww

だってね、

モグりたい人もいれば、モグるのができない人もいるわけで、

そんなの強制するようなものでもないし、

そういう俱楽部でもありません。

お願いすることは多々ありますが、

大好きなメンバーは、お互いに尊重しあいたい。

ということで、各自の判断で頑張れるだけ頑張ろうという結論です。

結果が、目的ではないのです。

5日目昼 5位15王冠 計246王冠

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結論から言うと、

今回の組み合わせで全チーム4つ星確定でした。

5つ星になるのに、

1位確保が絶対なのは4チームくらい、

2位以上が2チームくらいでした。

以前なら上位争いが熾烈になる組み合わせです。

それが、とんと点数が伸びません。

8時くらいには、全チーム4つ星狙いが見え見えな展開でした。

うちといえば、個人SSを取りたい人も居るし、

せっかくの技を使わないのはもったいないし、という感じで

普通にモグってました。

おかげで3000万点ほどで1位通過、めでたく5つ星ゲットです。

って、なんかはめられてる感じですなぁ。

9月、5つ星狙ってぎりぎりまで頑張って負けた時のことを思えば、

なんなんでしょう。

多くのチームが4つ星1位がおいしいことに気付いたのでしょうかね。

でも、化け物チームと一緒になったら、

その時点で負け決定ですからねぇ。

5つ星取れたことには、感謝しましょう。

5日目夜 1位50王冠 計296王冠

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決勝戦

このブログには、有り難いことに愛読者の方がおりまして、

その1人のチームと決勝で当たってしまいました。

ま、ままあることですが、

愛読者と言うからには、うちの戦略とか、

ほんとの実力とか、すごくよく理解しているということで、

はったりが利きません。

ま、なんとかなるでしょう。

対戦チームを見ると、

A2人チーム(たぶん自分とサブ)が1つ、

B7人チームが1つ、

Cレシピ数が少ないチームが1つです。

あとは、人数も多いしレシピも揃ってます。

D20人チームが一番充実してて、

ここには勝てる気がしません。

事実、最後、2億点越えでした。

Dチーム以外は、出だしから飛ばすチームはなくて、

最初の1時間で2位から4位、

その後も3位から5位程度で午前中が過ぎました。

ちょっと要注意なのがBチーム「王位栄」です。

これを書いててやっと気が付きました。

「Oh!,Yay」なのですね(笑)

うちらが1000万点位でフィーバーしてたら、

モグぞうを5回連続で奪っていきます。

なんか凄いなぁと思ってたら、

500万点から2000万点に急進していきました。

これは要注意です。

とはいうものの、午後2時の段階でも

4000万点ほどで4位。

Bチーム王位栄は8位に沈んで動きません。

他のチームの動きも鈍いので、

オラは仕事を終わらせ、

今年の新しい日課になったスポーツクラブに行くことにしました。

終わって、6時過ぎになりました。

あらら、7位です。

さすがにメンバーもそわそわし出して、

封印していた技を使うことにしました。

しかし、メンバーの集まりが良くなくて、

実際フィーバーしたのは7時30分。

6位が6000万点位だったかなあ。

このフィーバーでは追いつけませんでした。

オラは家に帰り、8時30分に次のフィーバーです。

すると、「王位栄」がまたモグぞうをゲットしています。

気が付けば5位に順位を上げていました。

となると、当然うちは8位。

ヤバイです。

必死に振る舞って、1チーム(クラブセブン)をかわし、7位を維持します。

昨日までは、ここから1時間に1回のフィーバーでしたが、

決勝は怖い。

かわしたクラブセブンも、

午前中にうちを越えた時には

2000万点位上乗せしていました。

ということは、うちらは必死で逃げ切るしかない。

ひたすらモグり、満タンになったらフィーバーするという、

珈琲倶楽部の猪突猛進タイムの始まりです。

オラはWi-Fi接続だと遅いので、

モグ1の為に契約したポケットWi-Fiに切り替えました。

インしてきたメンバーの技を少しずつ使いながら、

9時      6000万点くらい

9時30分   8000万点くらい

10時    6位に浮上 1億点越

とフィーバーを続けます。

8位との点差は2000万点ほど。

でも、これは完全なセーフティーリードではありません。

オラは残り少なくなったSリキッドを追加します。

コインもリキッドも、

今日の日のために、大晦日に仕込んでおいたものです。

それにしても、今日を限りのメンバーのためにも、

絶対に勝ちたい。

そのせいか、緊張で手が冷たい。動悸もします。

でも、手は止められない。

なんにしても8位チーム(クラブセブン)の動きが止まっていたので、助かりました。

できたら、このまま諦めて欲しいと思いながら、

ラスト3回は書斎のパソコンを開き、少しでも速くモグって振る舞えるようにしました。

10時40分 6位 11000万点  7位10000万点  8位 79000万点

もうこのあたりでは、指示も出ません。

メンバーもすることは分かってます。

オラは貯まるとすぐにフィーバーの号令を出して、

終わればメーター入れて、モグり続けます。

緊張が最高潮に達して、

あと45分で終われる、とか考えています。

はやくこのまま振り切って、安堵したい。

でも、この緊張感も、

クラブの一体感を味わえるのも、

今日が最後なのです。

10時55分 6位 13100万点  7位11000万点 8位 80000万点

ラスト前のフィーバーが終わって11時5分。

オラはスーパー大食いも投入して、さらにモグります。

みんなの協力も有り、15分には300モグ貯まります。

もう、ここでオラはメンバーへの感謝の気持ちを掲示板に書いてました。

でも、まだ終わりじゃないので消したりしています。

「まだまだ油断できないよ」

11時20分ラストフィーバー

8位チームの動きだしが鈍かったので、

これは勝ったか?と思いましたが、

モグぞうを横取ったりして、

やっぱり動いてます。

あと5分。

爆発力が高いと、いきなりやられるかもしれません。

7位チームは11000万点と防波堤にはなってます。

でも、怖い。

25分過ぎ、オラはSリキッドを振る舞いつつ、

時間と順位を交互に確認します。

あと3分で8位チームはまだ1億点には届かず。

まあ、この動きなら、たぶん大丈夫。

そう思いましたが、

それでもボチボチ、

リキッドを振る舞うのを名残惜しむように、

マウスをクリックしていました。

結果

 6位 137195102点

 7位 130335862点

 8位 101711370点

ちなみに1位は4億点越、2位王位栄は28千万点でした。

7位は意外に猛追してたんですね。

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戦い終わって夜は更けて。

現在午前3時。オラが寝るのは何時でしょう。

明日も仕事があるのに。

珈琲倶楽部は、次回からSSは狙いません。

リアルを犠牲にしてモグることも、無駄に課金することもありません。

まあ、今回の残りリキッドが少しあるし、各自のモグを制限することもないので、

しちゃいけないということではありません。

でも、のんびりやっていこうということになりました。

そのためメンバーが少し入れ替わりました。

昨年、9月からうちの大黒柱になってくれたtoshiさんは再び独立し、

珈琲倶楽部2013のほぼ最初からメンバーだった

あゎわのアキちゃんは少し休養です。

残ってくれたメンバーも、少し一息入れるのかな?

でも、マイメロの大食いだと、また頑張っちゃうのかな?(笑)

なんにしても、メンバーでなくても、友達は友達です。

今の仲間も、昔の仲間も、お(^^)/と声をかければ、

きっと返してくれます。

そして、新しいメンバーを迎え入れることにもなりました。

オラも、少しリアル優先での生活に戻していこうと思います。

モグで会えなくなった分は、ブログで紹介できればいいなと思います。

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ピグを始めて5年半、

モグを始めてからでも5年がたとうとしています。

オラの人生の中で、

このモグはかなり大きな節目になってしまいました。

おかげで、ここで得られた経験や友人は、

かけがえのないものです。

たかがゲーム、所詮ネットの中だけ、

会ったこともなければ顔も知らない。

でも、メンバーは日本のどこかに確実に居る。

大きな空を見上げ、オラは不思議な一体感を感じられるのです。



「チーフ、この星には

 有害生物が多いですねぇ。」

「どれが問題かね?」

「サーベルタイガー、

 こいつは凶暴すぎます。

 マンモス、これは草を食べすぎます。

 ネアンデールタール人、

 これは知性がある上に戦闘的で、

 文明をもつと他の星を侵略するでしょう。」

「なるほど。

 共生の指向性が低すぎるのか。

 これでは他の生物を絶滅させしまうだろうね。」

「じゃ、一気にウィルスをばらまいて、

 間引いてしまいましょうか?」

「それだと他の動物にも影響がありすぎるから、

 時間をかけて少しずつ減っていくのが好ましいよ。」

「分かりました。

 それでは、この人間という弱っちぃ猿に

 ちょっと知恵を付けて、

 彼らを絶滅できるようにプログラムしますね。」

「その人間が増えすぎたらどうするんだい。」

「いくつかトラップしかけときます。

 必須アミノ酸の生成をできないようにして、

 他の生物種への依存度を上げます。

 次に、ウィルスをいくつか感染させときます。

 そのうち深刻なウィルスに進化するでしょう。

 念のためにガンのDNAも組み込みましょうか。」

「それだけ対策しとけば、

 2万年くらいはほっといても大丈夫かな。」

「はい、

 恐竜の時は失敗しましたけど。」

「嫌なことを思い出させるなよ。

 また衛星爆弾を使うようなことは避けたいからな。」

「それでも増えたときには、

 ストレスから戦争を起こしてしまうように、

 自我を目覚めさせましょう。」

「別名、我がままだな。

 めんどくさい精神構造は、

 社会を不安定にさせるからな。」

「あまり急激に文明社会を作らないように、

 ちょっと寿命は長めにしましょうか。」

「それだと人口爆発しないかな?」

「ご心配には及びません。

 適齢期を低く短めにしときます。

 生殖能力を失っても生きながらえれば、

 社会の負担が増えて自滅していきますから。」

「そうか。

 長期絶滅危惧種というわけだな。」

「はい。

 だいたい知的生命体というものは、

 結局、星にとっては有害でしかないですから。」




3センチ四方のこの紙には、

ちょっとしたメモには使えるだろうが、

手紙を書くには、小さすぎる。

しかし、この紙しかなかった。

この紙片の中に、小さく書き入れなければならない。

なぜか。

恋の瀬戸際だった。

彼は今、飛行機の中にいる。

到着まであと10分。

その時になって初めて気が付いた。

客室係の一人が、高校時代にあこがれていた彼女だと。

当時は勇気もなく、気の利いた一言も言えず、あきらめていたが、

今は違う。

若きIT企業の創業者であり、

知名度もお金もある。

今なら、もしかして彼女が振り向いてくれるかもしれない。

そう閃いたのだが、時間と紙がなかった。

到着して降機する雑踏の中で立ち話というのは、

どう考えても感動の再会にはふさわしくない。

通りすがりに話しかけても、

無視されたり、営業スマイルで返されては意味がない。

確実に、「俺だ」と認知してもらわなくてはならない。

そこで必死に考えたのは、

自己紹介をしておこう、

名前を確実に思い出してもらうためには、

メモを渡そうという結論だった。

必死に探したが、出てきたのはガムの包み紙だった。

ボトルのガムに入っている、付箋紙のような紙。

いくら何でもこれはまずいだろう。



と、普段なら思う。

しかし、人は焦っていると妥当な判断ができない。

それよりも、このチャンスを逃(のが)すことだけは避けたかった。

起業家精神というのだろうか、

行動を起こすことが最善手だと考えたのである。

わずか10分で彼は必死にペンを走らせた。

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「やあ、神原(かみはら)さん?だよね。

 ひさしぶり。分かるかな?」

彼女はちょっとハッとした表情を見せたが、

すぐにビジネスマイルを浮かべると、

「懐かしいですね。

 ご搭乗ありがとうございました。」

と、一礼をした。

早く降りてね、という無言のお願いなのだろう。

後ろも詰まっている。

「ああ、ナイスフライトでした。

 これ、お願いね。」

彼は用意したメモを手渡す。

青春の思い出と淡い恋心、そして告白が英文で綴られていた。

目と目で(読んでね)、(了解しました)と会話を交わす。

すべての乗客が降りたあと、

他の乗務員が嫌みを言う。

「あら、また告白されたのかしら?」

「ううん、高校の同級生だった人。」

「元彼?」

「とんでもない。ただの友達、

 んー、友達以下かな。」

『Kanbaru』と名札を付けた彼女は、

メモをダストボックスに投げ入れた。



最近、ページビューがずっとゼロなんだが、

誰も読んでないということはないよね???

アメーバのシステムエラーかしら???

よかったら「いいね」お願いします。

いいねがついたのにページビューゼロは無いはずだしね。





麗(うら)らかな公園のベンチで、

コンビニ弁当を食べるサラリーマンを、

少年はじっと眺めていた。

真っ白なシャツにマリンブルーの英国ストライプのネクタイ、

レノマの眼鏡にカフス、オメガのクロノグラフは

ビジネスシーンと調和しながら、センスも感じさせていた。


もちろん、少年にブランド名が分かるはずもなかった。

自分はといえば、

古着ショップのワゴンセールで買ってきたシャツとズボンに、

駅ナカの売店で吊り下げて売られていた腕時計だ。

1000円カットの髪形も含めて、出で立ちはバラバラ感しかない。

そんな少年には、パリっとしたビジネスマンの姿が、

完成された眩しい社会人に見えていた。

割高感しか抱けないコンビニ弁当を公園で食べる姿にも、

哀愁よりは、ちょっとリッチな都会暮しを連想していた。


だから、少年の目には意欲が溢れていた。

経済的に厳しい家庭で育ってきたが、

明日からは自分の力で生きられるのだ。


そして少年は、自分の信じたように努力し、

慎ましい生活の中でお金も貯めて、増えた家族を養った。

シャツも腕時計も、ワゴン品から卒業し、

自分で納得したものを手に入れることができた。


白髪も交じり始めた頭を撫でながら、

長年愛用してきて擦り傷の刻み込まれた腕時計を眺めていると、

30年程前の公園の光景を思いだす。

あの時のサラリーマンが幸せだったのか、

今となっては懐疑的だ。

給料とか肩書きとか、彼に追い付けたのかは分からないが、

今の自分が不幸だとは思わない。

さほど豊かではないものの、

むしろ順風満帆だったとさえ、思う。


だが、彼に去来するものは、

目標をクリアした達成感ではなかった。

頂上を目指して登ってきたら、

目指した山は、谷を挟んだその向こうに幻のようにたたずんでいた

といった感じだ。


「なんか違うな」


彼はそう呟いていた。

何が違うのかは、考えなかった。

詮索しなかった。


ただ、自分は不幸せではない。

そう、思うことにしたのである。





昨日、映画『はなちゃんのみそ汁』を観てきた。
歳を取ると涙腺が緩くなって、
どうもこういうシチュエーションには弱い。
このショートショートは映画を観る前に書いてあったものだが、
主人公の千恵の言葉「私はツイていた」に、共感してアップすることにした。
オラは千恵さんほど強くないけれど、
一生懸命、前向きに生きたいよね。


「これはなあに?」

「MD。

 まあ、CDが小さくなったようなものかな?

 カセットテープの次にでて来たんだけど、

 iPodが出ちゃったら、どっちも使わなくなったね。」

「ふーん、よくとってあるねぇ。」

「まあな、

 テープの音質はひどいもんだけど、

 独特の世界観というか、音質とムードがあってさ、

 J-POPと言われる前の昭和の歌謡曲は、

 これで聞いた方が当時の雰囲気が出るんだぜ。」

「VHSのビデオとかも持ってるでしょ?」

「ああ。

 VHSにLDにDVD、

 それぞれの時代にそれぞれのメディァがあるからな、

 みんなパソコンのデータに変換することもできるんだけど、

 時間もなくてねぇ。」

「このS-VHSってのもそう?」

「これはビデオ撮影用のカセットなの。」

「運動会をお父さんが撮るようなやつ?」

「そうそう、ベータ、S-VHS、8ミリビデオ、8cmDVDって、

 これもたまってるんだよなぁ。」

「だから部屋の中が博物館みたいになってるんじゃない。」

「ああ、だけど断捨離とかできなくてね、

 俺ってさ、捨てるのが苦手というか嫌いなんだよ。」

「なるほどね。

 で、・・・」

棋理子は俺のスマホをいじりだした。

「???」

しばらくいじると、とある画面を俺に見せる。

「ここにいっぱいある女の子のアドレスは何かな?

 ずいぶん古いのもあるみたいねぇ。」

「だから、

 えーと・・・」



だけどさ、ほんとに捨てるのが苦手で

部屋の中はいろんな物で立体的に詰まって

オラの部屋は物ジャングルになってる。

どうしたらいいんだろうねぇ。



「おい、おまえの会社が売り出したOSは、

 俺のOSをパクッてるじゃないか?

 何が画期的な新OSだよ!!!」

「君は知らないのかな。

 アイディアは著作権の対象ではないのだよ。」

「だましたのか?!」

「坊やだからさ。」

「馬鹿言うな。

 ソースはほとんど俺のものと同じじゃないか!」

「だから何だ。

 どうやって説明するんだ?」

「うう、この野郎!!!・・・」

「親父にだって殴られたことないのに!」

再度、拳を突き上げたところで、社長は目を覚ました。

「またあの夢か。

 もう30年も前のことなのにな。

 まあ、今では俺の会社も儲けさせてもらってるからな。

 Gにはお礼をしたいぐらいだ。」

「社長、失礼します。」

「ああ、君か。

 どうだね、今日はいくつウィルスができたかな?」

「全く新しいものが6個、

 あと、亜種を54個作り、ばらまいてあります。」

「うむ。業績も順調だな。」

「はい、ですがちょっと気がかりなことがありまして。」

「何だね?」

「実は、我が社が開発したものとは

 全く関係の無いウィルスが出回ってるんです。」

「ほう。

 でも、驚くこともないだろう。

 Gは他人を出し抜いてばかりいたからな。

 私のように恨みを持ってるやつも多いだろう。」

「はい。

 ですが、このウィルスは強力で、

 ワクチンの開発に時間がかかりそうです。」

「仕方ないな。

 そういうのは未発表にしておけばいい。

 どうせ、損害が出るのはうちじゃない。」

「は、承知しました。

 開発できるまでは伏せておきます。」


・・・・・G社秘密開発室・・・・・


「ほう、

 もう699セキュリティホールの対策ワクチンが出たか。

 ワクチン会社もなかなかやるな。

 だが・・・。」

F氏はほくそ笑んだ。

彼が会社に内緒で開発した新ウィルスNEKDSK23は、

まだ気付かれていないようだった。

「会社がまた俺を陥れようとしたら、

 こいつを起動してやる。」



最終話 了


ま、仮定の話ですけどね。

ワクチン会社が自分でウィルスを作り、

自分で直してやるという商売を考えた人が居たとしても、

おかしくはないでしょう。

それはOSも同じ。

信じるしかないです。

それよりインフルエンザとか、

ほんとの病気を作って薬を売る会社が現れたら。

科学の発達も、善し悪しです。


「F主任、また新しいウィルスが出現しました。」

「ん?、ほんとだ。

 だが、このセキュリティホールはわざと残したものだからね、

 実質的な被害は出ないし、すぐに対策できるよ。

 次回のアップデートに入れておこう。」

着任後、主任に指名されたF氏の秘密開発室での仕事は順調だった。

もともと自分で設計したものだし、

あらかじめ仕込んである10000ほどのバグについて、

1ヶ月ごとに100個ほどを修正していく。

たまにクラッカーがバグを利用したフィルスを作るが、

たいていは対策済みなのだ。


・・・・・別のコンピュータ企業の開発室・・・・・


「リーダー、また新しいバグを見つけました。

 新しいウィルスBW_A298をネットに放出します。」

「うむ。

 このOSにはバグが多くて

 ウィルス作りには、ネタが尽きなくて助かるな。」

「おかげで我が社の営業成績も上々ですね。www」

「まあな。G社のOS様々だよ」

リーダーはコンピュータ雑誌のページをめくりながら答えた。

雑誌にはこの企業の広告が見開きで載っている。

『G社OSの脆弱性にも対応、

 新しいウィルスにも3日以内に対応します!!!』

「しかし、うちの社長もあこぎな商売しますね。」

「そう言うなよ。

 みんなは知らないが、

 社長には社長の事情ってのがあるんだよ。」


第2話 了 つづく

OSとは、WindowsとかiOSとかAndoroidとか、

パソコンを動かす基本ソフトのこと。

「君の失敗は、

 我がG社に甚大な損害を与えた。

 今すぐ会社を辞めるか、

 5億ドルを払うか、

 社史編纂室に行くか、

 選びたまえ。」


(まさか会社に残れるとは。

 俺の運も、まだまだ続いてるな。)

F氏は切れ者のプログラマーだった。

しかし、新しく開発したOS(基本ソフト)に致命的な欠陥があり、

そのアップデートに100億ドル以上の対策費が必要だった。

誰かに責任を押しつけなくては世間も社員も納得しない。

F氏だけの責任ではなかったが、中心人物であったのは確かだ。

「さて、ここか。

 どうも受付の平面図とは違うようだが・・・。」

社史編纂室は例によって社員が誰も来ない最下階の地下室にある。

「ま、ここで定年まで働いたとしても、

 食ってくには困らないしな。

 もう、徹夜でプログラミングする事もないだろうから、

 むしろ良かったのかもな。」

F氏は少々緊張しながら社史編纂室のドアを叩いた。

「カムイン!」

英語で声がかかった。

(コンピュータ会社には外国人も多いからな。

 珍しいことではないが、

 外国人までタコ部屋に送られるのか。)

F氏は少々苦笑いをしながら、ドアを開けた。

陰気で、薄暗い部屋かと思ったが、

意外にも明るくて、空気もいい。

これは上等な空気清浄機が使われている。

「やあ、F君だね。

 待ってたよ。」

F氏は驚いた。

そこには開発室部長が居たのだ。

社内でも1、2番の出世頭であり、

実際、利益を上げている事業のほとんどは、

彼が推進しているのだった。

「なぜ部長が?」

「君は左遷されたと思ってるんだろうがね、

 実はここは我が社の中枢なのさ。」

「中枢と言われても・・・」

「意味が分からんだろう。

 我が社のトップシークレットだからね。

 実はね、・・・」

部長の話を手短に説明すれば、

ここでは我が社が開発しているOSに、

わざとバグ(プログラムのミス)を作り込むのだそうだ。

それはなぜか?。

不完全なシステムだからこそ、

次々とメンテナンスが必要になる。

顧客は不満を抱きながらも、我が社と付き合い続けなければならない。

「なるほど、うまいこと考えましたね。」

「だが、これは社外に知られてはならないからね。

 君には少し、すまないことをした。」

「と、言いますと?。」

「君が作ったOSは完璧だったよ。

 あのバグはこの秘密開発室が仕込んだんだよ。」

F氏は自分の会社が信じられなくなった。


第1話 了 続く


♪ちゃちゃっ、ちゃっ、ちゃっちゃっ、ちゃっ、ちゃ



軽快な音とドットキャラクターが画面を動き回っている。

往年のテレビゲームだ。

今となっては化石級の娯楽だが、

当時は爆発的に売れていた物だ。

「ブームになったゲームってのは、

 何年たっても面白いんだよなぁ。」

男の口癖だった。

最新ゲーム機の新発売のゲームは面白いかもしれないが、

高くて困る。

それに比べれば、

中古ゲーム機とゲームは、そこそこの値段で買える。

名機や名ゲームは、

さらに10年もたつと、何倍もの値段で買い取りになることさえある。

だから男の部屋には、

まだ封を開けていないゲーム機やゲームが堆(うずたか)く積まれていた。

毎日ゲームに明け暮れていても、全部クリアするのは何年先になることか。

おかげでここ数年、出不精になっていた。

「死ぬまでに全部やりきれないかもなぁ」

が、男の最近の口癖だった。

しかし、世の中はネットの時代である。

ゲームは持つものではなく、ダウンロードするものになっていた。

男の自慢の名ゲームだってある。

しかも、ブラッシュアップされていた。

男は嘆いた。

俺としたことが、ゲームに振り回されるとは。

今からネットゲームに取り組んだとしても、

小学生にも勝てないところから始めるしかない。

しかも、最近のゲームはルールやアイテムが多すぎる。

だが、男は不撓不屈の信念でそれをマスターした。

「あんなに勉強したのは、受験勉強でもなかったよ」

男は新しい口癖を誇らしげに語るのだった。

ある日、ゲームの運営スタッフから発表があった。

最新アイテムの追加である。

今までの最強アイテムの3倍の効果があると書いてある。

「なんだと・・・」

男の思考は停止し、次の言葉が出てこない。

これでは、将棋にチェスのクイーンが投入されるようなものだ。

戦略とか課金した価値とかが台無しになってしまう。

ダントツでリードしていたマラソンに踏切が出現して、

全員がそろうまで、列車待ちをさせられているようなものだ。

また、一から用意ドン、ということである。


男は、その発表を意識から排除した。

SNSの友達に、理由もなく消えることを詫びて回った。


そして、

ファミコンに戻っていった。




って、ゲームから離れようよ、ね。みんな (笑)