9月9日に開催された「社労士サミット名古屋 Final」に登壇させていただきました!

全国各地から150人以上の社労士の方々が集まりました。

2つのブースに分かれたセミナーと、その後のパネルディスカッション、そして会場を移して行われた大交流会まで、講師をさせていただいた私自身もほんとに楽しく充実した1日でした。

全国から参加されたみなさん、そして主催者・スタッフの方々にあらためて感謝です。

私は4年前の「大阪サミット」でもパネリストとして登壇しましたが、このサミットも今回の名古屋でファイナルとのこと。

それもあって今回はさらに盛り上がったと思いますが、これがファイナルとなると少し寂しいですね。。




 

 

 

今回の私のタイトルは、「働き方改革の中での「派遣・非正規雇用」と社労士の役割」。

裏テーマが、サブタイトルでもある「~ないないづくしから地方で開業して15年の雑感~」でした。

私はセミナーの冒頭で思わず、「自分の担当は社労士開業の0から1の部分です」と言ってしまいました。

今回、主催者の方からお話しをいただいて、自分なりにいろいろと考えていたのですが、「派遣法」はやはり自分の強みでもあるし大きなテーマだけれども、「0から1」についてみなさんと一緒に考え自分自身の15年を振り返るというのが、私の立ち位置かなと思っていたのです。


結果的には、開業1、2年の方や独立準備中の方もたくさんいらっしゃって、講演後の名刺交換から交流会でのさまざまな交流まで、たくさんの人から「勉強になった」「触発された」と言っていただくことができました。


今は社労士業界も専門特化の時代、さらにはマーケティングとか経営についても私が開業した頃よりは随分進んでいますが、その一方で「0から1」について素朴な視点から愚直に考える機会って意外と少ないと、前々から感じていました。

情報の価値は受け手で決まるといいますが、本当に熱心で真摯的なみなさんに参加していただき、ともに学ぶことができて、私自身が一番幸せだったと思います。

そして、地元三重の方々もたくさん参加されていて、豊かな将来のお話しができて嬉しかったです。

 

 


 

 

 

 

後半では、派遣法がテーマということで、働き方改革法案要綱をめぐる最新情報や現段階の私見を少しお伝えしました。

折しも、前日は労働政策審議会の労働条件分科会が開催されて、法案要綱が示されたという絶妙のタイミング。

9日の段階ではまだ厚労省のホームページにもアップされておらず、具体的な内容は手にできない状況でしたが、私は6日の同一労働同一賃金部会で示された要綱(骨子)をもとに、大まかな方向性についてお話しさせていただきました。

今日、正式な法律案要綱が公表されて、業務の傍ら派遣法の部分を中心に目を通しましたが、内容としてはほとんど変更点はないですね。

この内容はたくさんの方に興味を持っていただけましたが、もちろん労働基準法も含めて、とっても大きな改正内容となりますから、社労士としてはこれからが勝負となりますね。

今回講師をさせていただいたことで、また業界や地域を思う仲間が増え、仲良く切磋琢磨させていただけることがとても嬉しいです。

 

 




 

 

↑写真は講師のみなさんと昼食をとったお部屋からの風景。地球儀越しに見降ろす名古屋城が、ほんとに美しかったです。


ステキな仲間に囲まれた業界で、自分なりにミッションを持って仕事ができるって、最高ですね。


人生にも仕事にも必ず自分の役割がある。あらためて、そのことを胸に刻みながら、日々前進していきたと思います。