公認会計士が教える年収の４割を貯蓄する方法

三重県鈴鹿市の社会保険労務士・小岩広宣です。

知人の公認会計士・森安理恵さんが書かれた『公認会計士が教える年収の４割を貯蓄する方法』。

公認会計士というと、監査法人などで活躍する文字どおり会計のエキスパートですから、われわれ庶民の金銭感覚とは程遠いような印象があります。

でも、森安さんは、じつはかつて某アイドルグループの追っかけに1000万円つぎこんだという経験の持ち主。さらに、歯の矯正やエステで借金300万円を抱えてしまうことに・・・。

貯蓄どころか、借金からのスタートから、公認会計士ならではの知識を駆使して「一発逆転の蓄財術」を編み出されたところに、著者のノウハウの魅力があります。

「過去ノート」「今ノート」「未来ノート」の３つのノートを使って、必要な予算を効率的に管理していくというのが、著者がすすめる貯蓄術。

難しい知識や複雑な処理をしなくても、ふつうのノートが３冊あれば、だれでも今日から実行できるノウハウだというところが、最大の特徴でしょう。

「いまさら家計簿なんて」という人もいるかもしれませんが、３つのノートは家計簿ではありません。将来を予測し、具体的な計画を立てることに主眼をおいているのです。

私も少し実践してみましたが、本当に分かりやすいです。高校生でも挑戦できる簡単な手法でありながら、きっちりと予算管理することができるのです。

このところなかなか貯金ができなくてという悩みを抱える方は、ぜひ本書を片手に実践してみてください。きっと、貯蓄術をみがくことができるはずです