今日は、南勢方面の顧問先をまわりました。県内ながら、片道100キロの旅。伊勢志摩は観光地でもありますので、独特の風情があります。とても寒い日でしたが、移動中の日差しだけは南国気分です
夕方、帰社すると息をつく間もなく、週1ミーティング。今日からは、このミーティングにも新たなメンバーが加わることになりました。前向きな意見が尽きないので、あっという間に時間が過ぎ去ります。さまざまなアイデアを出し合い、タスクへの落とし込みを行いました
分析のモノサシの2つめは、「ネーミングから考える」。
山田真哉氏によれば、ネーミングには商品やサービスの「本質」が込められている。だから、本質を知るためには、ネーミングから考えるべきなのです。
著者は、以下のような例を挙げます。
マクドナルドの「クォーターパウンダー」
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「これまでにないボリューム感とパワフル感をアピール」
「草食男子」
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「女性が能動的に働きかけ、上位に立ちたいという潜在意識」
たとえば、つぎのような例も考えられるでしょう(流行語ネタばかりですが)。
「こども店長」
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「子どもでも店長が務まる(だらしない大人が増えた)」
「歴女(レキジョ)」
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「女性が男性以上に(武将のように)勇ましく、大義に燃えている」
こんな分析は、内容的には間違っているかもしれませんが、確実に視点の数を増やすことができる方法ではあります。
「草食男子」とか「歴女」というのは、明らかに時代の変化を積極的に表現する言葉です。それを単に感覚として受け止める(消費する)のではなく、自ら分析を試み、言葉をあてがって表現してみることが大切なのです。
こんな何気ない分析から、思いがけない視点が見つかることもあるものです