不況の影響が派遣業界を直撃しており、休業状態に追い込まれる派遣会社も増えています。
休業することはないまでも、業績不振にあえぐ派遣会社の数は相当にのぼります。
そういった背景から、事業報告書の提出を怠る事業所もかなりの数になってきています。
昨年末、三重労働局は、期限を過ぎても事業報告書を提出しない9社に事業停止命令を出しました。
期限を過ぎても事業報告が提出されず、責任者と連絡も取れないということですから、相当深刻ですね。
今日の中日新聞では、このことが触れられています。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20100118/CK2010011802000016.html
私が知る限りでは、全国的にもこのような状況が増えてきているようです。
派遣会社がこれだけ苦しんでいるということは、もちろん同時に多くの失業者、休業者が出ています。
請負事業への切り替えをはかりたいという派遣会社も増えてきています
私たちは、派遣・請負の専門家として、請負事業の適正化のご支援もしています。
最近、請負事業についてのお問い合わせ、ご依頼が増えてきています。
これらの業務を通じて、少しでも地域の経済・雇用環境の改善に貢献していきたいと思っています。
どんなに厳しい経営状況にあろうとも、事業報告書の提出を怠ることは許されません。
大切な許可資格を失うことにならないためにも、事前の対応が大事になってきます。
ご不明なことがある方は、お気軽にご相談ください