日本人は、基本的にまわりの評価を気にする人種です。
自分は、まわりと比べてどうなのか? まわりから、浮いてしまった存在ではないだろうか?
放っておくと、年中、こんなことばかり気にしています
でも、その中でも、優秀な経営者は、やはり一味違った性格の持ち主です。
ひとことでいえば、まわりを気にしつつも、それを凌ぐくらい、自分の存在や考えを訴求するエネルギーを持っています
まわりの評価ばかりを気にかけていたら、そもそも起業なんてできませんし、ひしめく競合を前に優れた業績を残すことなど夢のまた夢ですね。
それでは、優秀な経営者は自己中心的で、独善的で、エゴイスティックなキャラクターかといえば、決してそうではありません。
そうではなくて、まわりに流されない固い信念を持ちつつも、他人との関係性を作る能力に長けた人。それが、優秀な経営者です。
販売力や営業力があって、いわゆる押しの強い人が優秀な経営者になるという人がいますが、それは間違い
売れないものを根性で売るという発想ではなく、まず売れない理由を明らかにした上で、何よりも相手との関係性を作ろうとするのです。
まわりの評価を気にしない
↓
誰にも負けない個性を発揮する
↓
ガッツと根性で営業成績を残す
・・・このパターンは、いわゆるトップセールスまっしぐらタイプの人の流れですね。
そうではなくて、優秀な経営者は、
まわりの評価を気にしない
↓
誰にも負けない個性を発揮する
↓
何よりもターゲットとの関係性を強固にする
・・・このパターンこそ、やっぱり根っからの経営者だと思います。
周囲の評価を気にせず、まず相手との関係性を築こう。
やはり、この心構えが大切ですね