先日、金沢と鹿児島から来たお友達と、伊勢でワイン会をしました
ワインは酔うために飲むのではなく、文化や見識を共有するためだと思っていますが、最高のお友達と秀逸なマリアージュで、ほんとうに楽しすぎる会でした。
私にはとっても話しやすい同業のお友達がいて、本当に幸せです。そして、最近女子友が増えた気がします(笑)
なぜだろう?と考えました。
この仕事に性別は関係ないし、そもそも人生とはご縁の賜物だし、もともと同姓、異性にこだわりがない気質もあります。
で、確信をもった結論。
ずばり、“カード"が増えるから!
いまさらですが、今回、明確に気づきました(←今さら汗)
カードワークをやっている人はピンとくると思いますが、人間の特徴とか性格とか精神状態をつかむには、カードになぞらえるのがすごく分かりやすいですね。
【男性】だと、
知性、論理、効率、行動、情念、組織、競争・・・
【女性】だと、
感情、感性、癒し、愛情、共感、つながり、美・・・
人によるとはいっても、一般的には、キーワードでいうとやはりこんなワードが並びます。
でも、仕事を頑張っている女性、自ら経営している女性は、【男性】のキーワードをたくさんもっていませんか?
持って生まれたものもあるとは思いますが、基本、彼女たちは涙ぐましい努力で、男性性に学び、取り入れ、自分と同化させているのです。。
私には、そんなステキな女子友がたくさんいます。
これは、いうなれば、“カード”が増えることを意味しますね!
(=人間性の幅のひろがり)
かたや、男性はどうでしょう?
今や、女性の時代、ビジネス社会でも目覚ましい活躍をする女性がたくさんいらっしゃる中で、あまり(というか、ほとんど)そんな声は聞きません。
バリバリ仕事をしている男性が、たとえば共感とか愛情といったカードを手にしたら、すごいと思いませんか?
実際、人生半世紀を男性社会で生きてきて、逆にそんなカードがないことで壁にぶつかりまくっている男性は、腐るほど存在する気がします。
だから、女性は分からない。
だから、男だけのがいい。
ではなく!!
男性自らが新しいカードを手にしたら、ものすごく見える景色、人とのかかわり、未来への期待が変わるはずなのです。
九紫火星の気質が強い私は、生まれもっていろんな立場に人に自然に感情移入できます。
良くも悪くも、老若男女、役割や状況を超えて、まあまあ自分のことのように受け止めることができます。
これはときに大きな欠点でもあるのですが(協調性や集中力の欠如!)、たまには持ち味としてうまく生かせる気がします。
女性性のカードの数々!
今の時代に求められていると思いませんか?
自分は男だから。。
もうこんな歳だから。。
今の仕事では。。
全部、言い訳かもしれません。
女性の家族、友達、部下同僚、顧客・・・と同じ目線で呼吸ができるようになったら、もう、「男だから」「女だから」と、つまらないことでぶつかることはなくなるかもしれません。
知性、論理、効率・・・
んん?
これからは、わりとAIが得意とする能力だったり、資質だったりすることが多いです。
その意味でも、来るべきAIとの対峙では、男性性のカードだけでは戦いにくいかも??
私は個性は強い人間ですが、素直で隠し事ができず、自分で決めて行動したい人間です。
こんな身からしたら、
「なんで、新たなカードを手にしないの??」
が、ズバリ本音です。
女性性を持って女性ともがっつり仲良くして、男性性も失わずにうまく周りに貢献していく生き方は、楽しいしストレスがないし、幸を呼ぶような確信があります。
きっと、私たちの分野でも、
「男性がいかに女性性を受容するか?」
が、これから本源的なテーマになっていくように思います。
むかしは、最強だった(少なくともそう思われていた)数枚のカードに過度の依存をして、人生の賭けに出るなんて、リスク多すぎかもしれません。
それはそれでひっそり誇りに思いながら、ピンク色やイエローの可愛いカードを使いこなせる人生も面白い。
過去の経験則に過度にこだわり過ぎて、高く険しい【壁】をそびえさせて、“孤高の人”をめざす生き方は、
全否定はしないけど、そろそろ時代の変わり目だと思えてなりません。
深い愛情や友情をもって、笑顔で楽しいカードをシェアしていきたいと思います