三重県経営者協会のセミナーに登壇しました。

『「働き方改革関連法」への企業の対応について』の第2弾。

昨年11月の第1弾は、『年次有給休暇の取得「義務化」への対応』でした。

第2弾は、「時間外労働の上限規制と新36協定への対応」。

4月から労基法改正で時間外・休日労働の上限規制の強化のルールが施行され、それに伴って36協定の書式が新しくなりますが、取り急ぎの論点整理と実務対応についてお話ししました。

当日触れた主な内容は、以下の通りです。



 


「働き方改革関連法」の概要について
 ・「働き方改革」の背景と全体像

 
1 時間外労働の上限規制の罰則付き強化

 ・時間外労働の上限規制の改正内容について
 ・上限規制のケーススタディー

 

2 新様式の36協定への対応

 ・新様式の36協定について

 ・労働時間管理の実務イメージ

 ・改正法に関するQ&A ~上限規制について~

 

3 労働時間の把握の実効性確保

 ・労働時間の適正把握のためのガイドラインについて

 ・改正法に関するQ&A ~労働時間の把握について~

4 長時間労働者の医師面接指導の見直し

 ・医師による面接指導の義務強化について

 ・改正法に関するQ&A ~医師の面接指導について~

5 「フレックスタイム制」の見直し

 

6 その他の改正点について

 ・中小企業の割増賃金の引き上げ

 ・高度プロフェッショナル制度

 ・「勤務間インターバル制度」の導入

 

 


 

たくさんのみなさんにご参加いただき、前回よりも広い会場が満席となりました。

東京、大阪、名古屋はもちろん、地元でも「働き方改革」のセミナーがたくさん行われていますが、法改正の論点が多すぎて、消化不良になってしまうこともあると聞きます。

今回3部構成で講師を担当させていただいて、こういった声の意味が実感できた気がします。

第2弾の「上限規制」のテーマだけでも、話すべきことが多くて、本当に時間がいっぱいでした。

ただ、前回の登壇から2か月ほど経っていることから、整理してお伝えしやすかったと思います。

今回も終了後たくさんのご質問をいただきましたが、その中にはあまりに鋭いご指摘で、実務上重要な論点なのに、厚労省の見解もまとまっていない内容もありました。

本当にお話しをさせていただくと、講師の方が教えられ、学ばされることが多いと思います。

それらの内容については、また私の方でも整理して、ブログでもアップしていきたい思います。


 

次回は、「同一労働同一賃金」。

 

これはまた切り口が違ったテーマで、深い論点が目白押しです。

普段の実務と向き合う中で、しっかり準備してきたいと思います。

いま取り組んでいる新刊の出版の方も、まさに佳境です。

貴重な機会をいただいていることに、あらためて感謝ですニコニコ

 

「100年企業研究会」。


100年続く企業の強みと魅力について、具体的に創業者や経営者、そこで働く従業員さんからのインタビューを通じて、ヒアリングする。

そして、その結果を会社のルールブックである就業規則に落とし込んでいく。
こんな取り組みを目指して、北は北海道から南は沖縄まで、ベクトルが同じ社労士が大阪に集まって、一年間勉強してきました。

先日はその最終回でした。


各グループごとの一年間の成果発表でしたが、どのグループの報告もリアルなドラマに満ち溢れていて、私自身も感動しました。




 

 

 

100年企業に共通するキーポイントは、やっぱり社長。

いくつか勉強会で出た内容をシェアします。



チェック 社長が怒らない。


チェック 自分は〝つなぎ役〟だと思っている。


チェック 〝恩送り〟の思いが強い。


チェック 〝頭のいい人〟を採らず、〝まじめな人〟〝面白い人〟を採る。


チェック 〝感謝〟と〝お願い〟が社長の役割だと思っている。


チェック 〝整理整頓〟〝あいさつ〟〝身だしなみ〟をすべての基本としている。


チェック 社員が豊かになるために待遇を良くすることが生きがい。


チェック 社長ばかりが対外的に目立とうとしない。


チェック 時代を超えて、〝本業〟に徹している。

 

チェック そして、〝経営危機〟をみんなの力で乗り越えている。


 

 

 


驚くほどシンクロしていて、本当に心に突き刺さりました。
どれも経験則上、身に覚えのあることばかりですが、なのにグッと胸に突き刺さるキーワードばかり。

まさに本質をえぐられたような感覚でした。


社労士として開業16年目。今まで労働法や就業規則の勉強会には数えきれないくらい参加してきましたし、自分自身も講師として登壇してきたこともありますが、こんな勉強会は生まれて初めてでした。
 

そして、この勉強会は最終回で終わりではなく、まだまだ続きます。というよりも、ここからが本番。


春にはまた、メンバーとともにわがグループの〝100年企業〟さんにお邪魔します。
本当にダントツの学びがいただけるような、歴史を塗り替えてこられている老舗企業さんなので、今からその日が楽しみです。

志しの同じ社労士の一体感がすごくできてきたことも大きな喜びです。

このような貴重なご縁に感謝ですね音譜
 


 



今年は働き方改革元年。


すでに実務はもちろん、セミナーに出版に忙しい日々が続いていますが、こんな年だからこそ、100年企業研究会での学びを深めて、次に進めていきたい。


なぜなら、今の働き方改革と100年企業。まったく異なる存在のようで、ある意味矛盾しているようでいて、根底ではしっかりとつながっているからです。

これから私たち社労士が大切に向き合っていかなければならないテーマの表(現象)と裏(本質)だといえるかもしれません。


しっかり、頑張っていきたいと思いますニコニコ

 

新しい本を執筆しています!

テーマ:

年明けもようやく落ち着いてきた今日この頃ですが、昨年から新しい本を書いています。

寒くなる頃に出版企画が始動して、本格的に書き始めたのは年の瀬近く。

もちろん、正月返上で取り組んできましたが、なかなか大変ですね。

ようやく、大枠の原稿を脱稿することができました汗





写真は、私がむかし書いた1冊目、2冊目、3冊目です。(たしか1冊目と2冊目は同時出版でした)

最初のものはもう10年以上前になりますが、いま見ると懐かしいですね。。

今回は今まででスケジュール的には一番大変ですが、いい流れで進められていると思います。

書籍というのは脱稿してからがむしろ本番なのですが、今回は図表なども多いのでこれからですね。。

来週あたりから急ピッチで次の段階にいくはずですので、また近況はブログにも書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑私の最近の本といえばこのあたり。いつも大変ですが、今回はちょっとテーマが変わります。。

 

 

 

 

 


地元愛でずっと生まれ育った地で16年目になる田舎社労士ですが、日々の業務に加えてこういった仕事を頂けることに感謝。

今年は「働き方改革」元年ということで、セミナーや執筆も増えそうですが、少しでもみなさんのお役に立てるように頑張っていきたいと思いますニコ