第九章 “十字架”
私は、麗奈と礼真がおきるのを待った。
麗奈と礼真の発言は大きな証拠となる。
『姫華様!麗奈達が起きました!』
『分かった!すぐ行く。』
私が行った時、二人は頭をおさえていた。
『なにか覚えてる?』
最初に礼真が答えた。
『僕はトイレに行ったらいきなり殴られたんだ。』
次に麗奈が答えた。
『その後、私も殴られた。』
『他にわかんない?』
そう聞くと、麗奈が
『十字架のネックレス。』
すると、礼真も
『十字架のピアス。』
『ありがと!お大事に。』
私にはめどがついた。
私一人じゃ調べきれないので、美桜に手伝ってもらった。
『美桜、ちょっといい?』
『…はい、姫華様。』
『十字架寮のこと教えて欲しいの。』
『わかりました。魔法館に行きましょう。』
『ありがとう。』
魔法館と言うのは、図書館みたいなもん。
『たしか寮の事は…ありました。』
『どれ?』
『魔法界学院 十字架寮 っと!』
『あっこれじゃない?』
私は、十字架寮と言うページを見た。
『crosslove』としか書いてない。
『あれっおかしいな~。』
『あっ!美桜っ下がって。』
『は…はい。』
私は指輪に力をこめ、魔法を使った。
『crosslove!』
すると、本の白紙のページが埋まってきた。
『すっすごい!』
『で、十字架寮は?』
私は読んで見た。
『知力を最も必要とするキリスト教。』
それだけじゃなんも分かんない。
結局分かったのは、十字架寮の寮長は
『神宮 莉奈』で、
寮には、小学部五人 中学部三人 高等部八人 の十六人の寮だ。
そして、麗奈と礼真は特別寮だ。
麗奈は特別寮女子の副寮長。
礼真は特別寮男子の副寮長。
でも、十字架でここまで調べられたのだからすごい方。