Cassandra's Dream | サンクフル・エブリディ

Cassandra's Dream

毎月1日は映画の日
ということで、京都シネマへあの噂の映画、原題Cassandra's Dream 「ウッディ・アレンの夢と犯罪」を見に行って来ました
小さい劇場でしたが席は結構埋まってて「フィリップ~」の時よりも多かった。恐るべし、ウッディ・アレン!
ユアン目当てに行ってるのは、私ぐらいなのでは?
年齢層も高く、映画好きが集まってるという感じ

肝心の内容の方ですが、上流階級を夢見る野心家の兄イアンと、ささやかな幸せを望む弟テリー。性格の違う兄弟に起こる悲劇。
中古のクルーザーを共同購入したことから始まる運命。
父親のレストランを手伝っているイアンは美人の舞台俳優との出会いから自身のビジネスにもチャンスが巡ってきたとますます高望みをします。一方テリーは自動車工で満足し、婚約者との平凡な生活を夢みて、自宅購入の為にギャンブルに興じ少し運が向いてきたと喜んでいました。
ところがテリーが高額のギャンブルに負け、借金をしてしまった事から狂い始めました。
ビジネスの成功者の伯父に借金返済を無心しますが、条件に殺人を依頼されます
イアンは悩みますが、前に進む事しか考えない。テリーはイアンに説得され、同意します

ここからが面白い。二人の実行に移すまでの会話、計画、お手製拳銃。
どれを取っても、滑稽です。さすが、ウッディマジック!
そして、実行後の二人の性格の違いが、さらなる悲劇を呼ぶんですね。テリーは小心者で、ある意味人間らしいんです。犯した罪の重さに堪えられなくなり、心が壊れかけます。
イアンは過去を振り返らず、自分の未来しか考えません。
自殺や自首をいい出すテリーの事を伯父に相談すると、また「殺せ。」
どうかしてますよね。
家族を殺せなんて。
でもイアン、やろうとするんです。
前しか、見てないから。
そして、運命の日
場所はクルーザー。

人生なんてあっけない。
そう思わせる映画でした。
演出があっさりし過ぎとも言われてますが、私、個人的に好きです。
そして脚本がよくて、セリフがいい。人生を皮肉った、ある意味面白い作品だと思います。

アッパレ!ウッディ!

ちなみにユアンの全裸はありません。残念(笑)