トラウマ
久しぶりに病院の処置室に運ばれた。
涙が何だかんだ止まらない。
心理カウンセラーになってから、メンタル油断してたのか…私。
久しぶりにメンタルやられた。
そう言えば…
メンタルトレーナーの勉強をした時に、
※ストレス反応はタイムラグがある※って、学習したばかりだ。
つまり?タイムラグのある大きなストレスが「トラウマ」か…
なるほど…(;_;)めちゃくちゃ納得した。
私のトラウマは「採れない採血」だ。
前回のトラウマ貧血から、もう10年くらい経ってたかな?
そりゃあ、忘れるわね。
恐るべし私の貧血よ。
ついにトラウマと一緒に降臨しやがった。
貧血の検査の為に、採血して、貧血で倒れてたら、ミイラ取りがミイラ状態よ。
私の血管はめちゃくちゃ細い。
おまけに、貧血だと更に採血が難しいらしい。
二十歳の頃、たかが採血なのにドキドキだった。
過去最多人数で、6人の看護婦がチャレンジし、ようやく採取できた。
その後、もちろん倒れた。
今日も看護婦2人チャレンジし挫折。
ついにボスキャラの臨床検査士まで登場した。
しかし、採取している途中で血液がかなり漏れはじめ、痛みと共に大きなアザが出現した始末。
そして、私のトラウマ貧血出現と共に、
ボスキャラは私の生き血採取を断念した。
倒れて運ばれた処置室。天井見上げてたら、意味もなく涙が溢れてた。
なんだか怖い。呼吸が荒い。
本当はこれって、意味があるんだよ。
私のもとに来てくれるクライアントさんを思い出した。
「同じだ…」
皆どうにもならないんだよね。
心や身体の反応が怖くて、動かしたいのに、動けないんだよね…
久しぶりに実感した。
皆こんなに怖かったのね…
分かってるつもりでも、過信しすぎて、ストレッシャーの威力に少しばかり、鈍くなってたのかも。
私は、目を閉じてもう一人の自分に問いかけた。
「辛かったでしょう。」
「どこが辛いの?苦しいの?」
「どんな事が嫌?」
私は、自分で自分をカウンセリングしてみた。
「痛みは我慢出来る。けどアザが嫌」
「けど、採血しないと…身体の状態は分からないから…良くなる方法が見つからない」
嫌な事を吐き出したら、
今度は改善方法を自分に聞いてみた。
「じゃあ、今の世界をもう少し嫌じゃないものにするには、どうしたら良い?」
私は、心を探ってみた。
涙が出る。少し震えた。
私の心のカウンセラーが答えてくれた
「そうだね。肌にアザがあるのは悲しいね…
見る人も悲しくなっちゃいますよ。
アザが出来た後は、どんな気持ちだった?その後どうだった?」
私は、自分の過去を思い出してみた。
「そうね…18年間の間もアザ問題はあった。けど、どうにかなってた。だって、いずれ治るから (;o;)」
\(^o^)/
「そうだ!治るから大丈夫だっ。私は治る事を知ってる。それに、治るまでのアザ問題の為に、ボディーカバーファンデーションを買ってあるんだ!
しばらくは、アザをファンデーションで隠せば良いんだ!!」
セルフカウンセリング終了。
「看護婦さんお世話になりました。
帰ります♪」
私は改めて思った。
私のようなカウンセラーに、私は出会いたい。
あ~…(* ̄ー ̄)お腹空いた~
大好物のラーメン屋さん
シナチク盛りすぎでしょう。
そんな日もありますね♪
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