茶飯釜の茶事の懐石料理
参加された方もそうでない方からも
詳細についてのリクエストが多いので
忘備録も兼ねて
記します。
汁 蓬麸 草餅をイメージして
向付 赤貝 とり貝 うど いかり防風 山葵 加減酢
煮物椀 鱒マスの桜葉蒸し
焼物 鱈タラの若草焼き
預け鉢 鶏つくねと若竹煮 木の芽
八寸 蛍烏賊ホタルイカ ふきの青煮
箸洗 ふきのとうの葉
香のもの 沢庵 ごぼうの味噌漬け 蕨
菓子 三千歳 桃の実を連想させる山の芋で
作ったきんとん
山の芋から作ったきんとん。
銘は三千歳みちとせ。漢の武帝が西王母(せいおうぼ)からもらったと伝えられる、三千年に一度花が咲いて実を結ぶという不老長寿の桃。非常に珍しく、まためでたいもののたとえにも。
春の食材は
調理するのも頂くのも
心が華やぎますね。
次回の茶事は初風炉。
食材も夏のものに変わります。
今からまたワクワク献立を考えたいと思います。
茶事は本当に楽しいものですね。
長々とお付き合いいただき
ありがとうございました。