高校茶道部の卒業祝茶会を
恋庵にて。

三年生の卒業と志望校合格を祝して
私の点前で一服差し上げた。

主人も朝から外出しており
半東もつけなかったので
独り亭主だった本日。

0歳2歳の二人は、席入りの時間になると
タイマーをかけたかのように
眠ってくれて胸を撫で下ろす。

茶会中、今までにない不思議な感覚だった。

頭の中がひんやりと静まり返って
削ぎ落とされていくような感じ、、、?

この弥生もまた不思議な月で
今までしっくり来ていると思っていた人、
場所、モノに
なぜか違和感を覚えたりしていた。

どうやら、宇宙の流れと共に私のステージも
変わる時のようだ。

この春は、私にとっても
卒業の時なのかもしれない。

去年の今日もこの花を飾っていた。
思い出の茶花、シャガ。