初風炉の茶事2021

懐石料理 忘備録

汁:  茄子とじゅんさい  合わせ味噌
向:  ほうぼうの昆布〆  莫大  山葵 
煮物椀:   浅利とせりの真蒸  小坪のわかめ  人参    木の芽 
焼物:  糸より鯛の塩焼  宮古島産雪塩をふって
預鉢:   独活 白煮と車海老 吉野煮  こごみの炊き合わせ
八寸:  白えび乾煎り   そら豆の蜜煮
箸洗:   木耳 
香の物
主菓子:  黒糖風味のわらび餅
わらび100%のわらび粉と種子島産黒糖を使って当日朝仕上がり
干菓子:お弟子さん作の落雁と知多かすみ


レインボーカラーが美しい糸より(上)はなかなか手に入らず、築地の仲卸さんに注文してようやくゲット。ほうぼう(下)も今回1軒にしか置いておらずぎりぎり入手。


メインディッシュの煮物椀は浅利とせりの真蒸。逗子の叔父が届けてくれた小坪のわかめを添えて。


焼いてもレインボーカラーが美しい糸より。


独活の白煮と車海老の吉野煮、こごみの炊き合わせ。それぞれ良い具合に炊けました。


八寸は白えびを乾煎りして先日宮古島で求めた雪塩を。塩味の白えびと、そら豆蜜煮の甘さが良い感じのコントラストになりました。


わらび100%のわらび粉で当日席入り直前に作ったわらび餅の美味しさは、我ながら悶絶級でした。笑

私もお客様で食べたいくらい~!笑

懐石料理に関しては
だいぶ味などに安定感が出てきた気がいたします。
しかしながら、段取りがまだまだ安定せず私の指示出しが甘いため、水屋班はさぞ動きにくいことでしょう、、、。やる気マンマンの水屋班メンバーがスムーズに動けるような采配ができるよう、努めます。

懐石料理も茶事の一部であり
他にも心入れすべきところがたくさんあります。一足飛びには進化はできませんので
ひとつひとつ丁寧にクリアして
自分の理想の茶事に
今世で少しでも近づけるよう
日々励みたいと思います。

そして
その私の姿を以て
皆様に『何か 』が伝われば幸いです。

次回の茶事は
7月4日の朝茶です。
→朝6時頃に席入りして陽が高くなる前には散会となる、真夏のお茶事♡
→きゃーん今から楽しみ過ぎ♪

すでに満席で
増席いたしました。
(が、そちらも満席になりました)

長々と
拙い忘備録にお付き合いいただき
ありがとうございました。