私が子どもの頃
親に言われて嫌だった事

『薬塗らないから治らないんだよ!』

ごもっともです

では
何故私が薬を塗らないか
知ってますかお母さん

①そもそも薬がもうない

お薬の容器空っぽ

それを言うと

『あんたが医者に行かないからだよ!』
っていうでしょ?


小学生の頃はまだ
1人で医者に行くのが嫌なんです
受け付けの仕方、診察の流れ
よくわからないから怖いんです
診察券も保険証もお金も持たされず
いつ行けばいいのかも言われず
どうやって行けと??



②薬を塗るのが面倒

毎日薬を塗る事がないお母さんには
分からないでしょうけれど
お風呂上がりに薬を塗ると
冬場は全部塗り終える頃には
体が冷えてガッチガチ

何の薬か分からないけれど

透明の軟膏を塗って
その上に重ねて
亜鉛華軟膏を塗って
ガーゼを貼って
テープで留めて
包帯を巻いて
その包帯の先を
裂いて縛って

手のベタベタを洗って…

これ毎朝毎晩

お母さんやってみて?

両腕両足4カ所よ?

ガーゼも包帯も洗って使い回すから
ガーゼ足りなくて
ティッシュ当てて包帯巻いたり

腕に包帯巻くと片手で縛れないから
片手と口で縛ってるのよ?

小学生が!!

朝にはほどけてるけど
それをやり直して学校に行くのも
とても大変なの

学校まで50分歩くから

朝晩なんてとても出来ないので
お風呂上がりに一回だけ


それでも子どもの頃は
私が悪いのかー
私が薬塗らないからかー
自分を責めていたけれど

大人になったら分かる
子どもを育ててみると気付く

ネグレクト…真顔
とまではいかないにしても

放任主義…魂が抜ける

ほったらかし…ネガティブ

忙しかったのかな昇天