八ッ場ダムの必要性 | 「守ります いのちを くらしを この町を」 こいそ善彦 ブログ

八ッ場ダムの必要性

昨日の都議会本会議のわが党の代表質問で、八ッ場ダムの必要性について、分かりやすく都民に説明すべきだという質問に対して、下記のような答弁がありました。

・八ッ場ダムは、利根川上流部の吾妻川流域で始めての多目的ダム。

・利根川ダムの中で最大で、既設の6ダム全体の6割に相当する。

・国の試算によれば、31の降雨パターンのうち、29については、洪水調節効果が有る。

・カスリーン台風規模の洪水が起こり、当時と同じ場所で堤防が決壊すると約230万人以上の被災と予想。

・八ッ場ダムが出来れば、洪水被害を軽減できる。

・平成8年の取水制限日数は、117日、これが17日に減少できる。

・前原国土交通大臣が言っている「緑のダム」の効果は、日本学術会議によると「大雨の時には、雨水が、ほとんど河川に流出する為、森林は大洪水において顕著な効果は期待できない」とされており、前原大臣自ら「集中豪雨が降ったら森林の保水能力はあまりない」と言っている。

・スパー堤防は、約7.2kmの整備に1340億円要しており、利根川の左右両岸で約480kmあり、利根川全体を決壊しないよう強化するためには膨大な費用と時間が掛かる。

以上ですが、どれも納得のいく説明で、私は、一刻も早い八ッ場ダムの建設を求めるものです。