ロバさん -4ページ目

T先生、ありがとう。今だから教えてください。

ZUZUを最期まで寄り添い見とどけてくれたのは主治医のT先生だ。

今でも、感謝しきれない。

 

ZUZUの命日や新年に世話になった看護師さんと線香をあげに集まってくれる。

先日も新年会で、T先生が手作りのサーモンマリネと白ワインを持ってきてくれた。

私はビールと赤ワインと大吟醸を用意。

ベランダから夕日の隅田川を眺めて酒を皆で酌み交わす。



ほろ酔い気分になったところで、失礼だと思いながら以前から気になっていることを先生に訪ねてみた。


それは、ZUZUの確定診断が大学病院で出された後、自宅で療養するとの事を決めて主治医をT先生にお願いした時の事だ。ご存じのようにALSの確定診断には針筋電図検査が必要で、とてつもなく痛い検査との事。ZUZUは2度とその検査はやりたくないと言っていた。それなのに、T先生は「もう一度針筋電図検査をします」と何度も言ってきた。結局、うやむやになって検査は行われなかったのだが、いつもZUZUは怖がっていたことを思い出す。

 

私から、酔った勢いで

「先生、なぜ筋電図検査に固執したのですか? もし、検査の結果が白になったとしたら難病申請を取り消すのですか? ALSの診断を変更しないのであれば、ZUZUの嫌がる検査を持ち出すことに、当時、私は理解ができませんでした。」

 

先生、しばらくの沈黙の上で

「大変申し訳なかった。ただ、自分として最期まで責任をもって治療を行い寄り添うには、筋電図検査で自分の目で波形を見てALSと確認をすることが医者としての責務だと思っている。」

 

私 「それは、医者からの見方で患者の気持ちを汲み取っていないのでは?」

 

先生 「本当にZUZUさんとの4年間は貴重だった」

 

そのあとも、治験の話や安楽死事件など話が続き、気付くと夜も更けてきていた。

ZUZUは天国からニコニコしながら聞いていたことだと思う。

 

 

 

 

 

上野 牡丹園

正月早々から、世の中では大変な災害、事故が起こってしまい心を痛めています。一日も早く、平和な日々が来ることを願っております。

 

ところで、太陽のまぶしさと暖かさに呼ばれて上野公園の牡丹園を見てきました。とても大きく綺麗な牡丹の写真をアップします。心が清々しくなりました。













ママありがとう

12月の初めに修善寺に行った後、大けがをしました。

日曜日は朝食前の隅田川テラスでジョギングを日課としてます。

(汚い写真があるので、この先は閲覧注意です。飛ばしてください)

 

半月ほど前の日曜の朝、

いつも通り築地大橋まで走って折り返し、

スカイツリーを見ながら走っていると、

左足が何かに躓き、右足より前に

顔面からアスファルトにダイブしました。

一瞬、何が起こったか分からず立ち上がれず、

うつ伏せで唸っていると

目の前の地面に前歯が2本転がっています。

口と鼻から生暖かいものが滴ってきます。

手で拭うと、手が真っ赤・・・・

足をひきずり自宅に帰り鏡を見ると

鼻から上唇まで血で真っ赤。

 



心臓がバクバクしている中、大学病院の救命救急に自転車で駆け込みます。

前歯は2本抜け2本折れ、上唇は3針縫うことになりました。

救命救急の先生は

「良くこれだけの怪我して、顔の骨も折れずに脳震盪も起きなかったね。

不幸中の幸いだよ。打ち所が悪かったら、大変なことになってたよ」

 

やっぱり、ママが助けてくれたんだ。

ママありがとう。

 

(今は抜糸もして、仮歯も入れて正月を迎えます)

 

 

晩秋の修善寺と三津湾

少しブログから遠のいていました。

いろんな事があり、また、機会があれば書きます。

12月の初めに三津湾(沼津)と修善寺に行ってきました。

晩秋で最後の紅葉に間に合いました。


夕日で赤くなった富士山



朝の三津湾


修善寺






最後の紅葉と竹林



秋山の散策

秋の紅葉を求めて、

先週、山梨県の茅ヶ岳に行って来ました。

朝から雲ひとつない快晴。

富士山が近くに見えます。