不幸でなく試練??
妻がALSを告知されてから、
「どうして? 何か悪いことした?」
「何で私たちにこんな不幸が来るの??」
「こんな辛く、痛いのに、生きる希望はどこにあるの?」
と繰り返し泣かれて、私の心も折れそうになる。
私も答えはどこにもない。
平日の昼間は、仕事に忙殺され妻のALSをひと時忘れることもあるが、
常に頭から離れない。
「一人ベットの上で、涙してないだろうか」と。
妻からの「ありがとう」をエネルギーに、スイッチを入れ介護と家事をこなす毎日。
ときどき、ふと「この毎日は何だろうか?」と自分に問いかける。
自分に「前向きに」とか「何か意味があるはず」と鼓舞しても、心が折れる日もある。
ただ、自分たちが不幸だと嘆いても、何も解決はしない。
もし、妻と私の限られた時間であるとすれば、自分が自分の魂に与えた試練と思いたい。
何が降りかかっても、心を強く持つための試練。
妻に何があっても、どこまでも優しく強く愛せるかの試練。
新しい人たち(ブログを含めて)と、心を切り結ぶ試練。
人の目を気にせず、ALSに立ち向かう試練。
・・・・
さぁ 宿題がいっぱいだ!!
ねじり鉢巻きで、無理せず自分の魂を鍛錬だ!!
ふぅぅぅ・・・