知る限り | 矢野工房「こいちゃん」のブログ

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話題がないので
アクアスクーターの写真を集めた、

一番古いアクアスクーターは
CABが普通のCABでフレームは砂型なのか?
今の物と見比べると吸い込み口のフィンなどがゴツい厚みだった
一度だけヤフオクで出品されてるのを見た事がある、
1970年とか記載があった

54年前にこんな物があったとは

知る限りではこれが一番古い


次にAS400とかAS450
この型番もかなり古い、
CABはティロントソンで供給は終わっていて電装はポイント式でコイルが露出してるので 中々パーフェクトに動く機体はないし 修理は部品が無いので難しい、

自分が27歳位の時に代理店から中古品を買ったらこのカラーのAS600だった
今54歳なんでこのカラーでも30年前の機体になる、


27歳にの時にこのカラーの新車を購入した、
当時 アコース社が製造していた、
初期メンテ無しで2年位使った、
今のマグナムよりパワーは落ちるが鋳造、プラスティック部品、クオリティが良かった、
この時代から吸い込み口にネットが付くように成った、
このカラーはガソリンの残量が良く分かり好きな色だったがその後廃盤に成った、


このカラーに成って暫くアコース社が製造していて アコース社が作った機体は当然ながらクオリティが良かった、


暫くして会社がアメリカのコマーになる、
変わり目はヘンテコリンな調整ネジが付いたCABや赤と白のタンクの貼り合わせが雑に成ったり
鋳造の質もめちゃくちゃ落ちた、
フレームの表面から内部に染みてクランクのベアリングが錆びて固着したり ハウジングケースが割れて無いのに海水が染みてきてCDIを駄目にした、

新車でもプロペラが蚕に噛じられたような鋳造ミスの物もあり暫くは暗黒時代だった、

AS600時代が良かったと思うのはこの時代があり物を比べるから

暫くしてCABの形状が落ち着き
AS650スーパーマグナムが登場と成った、
2008年位からプロペラのオイルシールの構成が2枚から3枚になり後方クランクケースのベアリングがシールベアリングに変わった、
マグナムも当たり外れが激しく
3回の使用でクランクシャフトが折れる機体などあった、
今は落ち着き それ程悪い所はないと思う、

このカラーは48ccと51.5ccモデルが存在する、

鼻先にバンパーが付いたのはAS650から、、




今のアクアスクーターアメリカのコマーからイタリアのエンジョイ社に成った、
ハウジングケースが黄色になり排気量が増えた分圧縮が強くなり 軸回りに負担が掛かる、
それを考慮してハウジングケースも少し肉厚に成っている、

一度 新車の初期メンテを行ったが圧縮が強すぎてクランクが壊れてるのではないかと疑う程だった、
私のようにオッサンは
手が千切れるような圧縮は頂けない、
使い続けると圧縮が落ちてスタートがまろやかになるのか?
まだ日本に数台しか出回ってなくて 今代理店にもないらしい、 
CABの製造が止まっていて
何ヶ月も前に海外の問屋に注文しても入荷しないらしい、
中々入ってきても19万近い値段が付けば初めて乗る人には敷居が高い、
今迄使ってきて乗り換えるユーザーは価値が分かるので即買いとなる、

後スクリューガードの形状も少し変わった、
排気ガスを後方に流すのでは無く左右に流すような形状に成った、
又 吸気管も改良され少し差し込んで黄色のキャップを締め込むので 吸気管が外れ難く成ったり エクステンション「延長シュノーケル」が確り差し込めるようになりこちらも外れ難く成ってる、従来の品は1cm位しか刺さらすタンクの根本で外れたり エクステンションが抜けて無くなったり事故が多かった、