ターミナル | 濃いお茶

ターミナル

「ターミナル」を観た。
http://www.terminal-movie.jp/
この映画にはモデルとなった人がいる。元イラン国籍のメーラン・カリミ・ナセリさんはフランスのシャルル・ド・ゴール空港に1988年から16年間に渡って滞在し続けている。この「空港男」の話を何かで読んで興味を持った。
ヒューマニティー溢れる演技のオトボケキャラのトムハンクスは好きじゃないし、本作はかなり脚色されていて実際の話とはまるで違うようだし、躊躇したけれど友人に誘われ観に行く事になった。

孤独な主人公が徐々に受け入れられてゆき最後には皆が彼を応援してくれるようになるという典型的なハリウッドハッピーエンドストーリー。ただ、最近のアメリカ映画は尖ったものや無理やりこねくり回したストーリーが多いので、なんとなく懐かしく「ああ、健全なほのぼの映画っていいね」と久々にほんわかした気分になった。シチュエーションドラマではあるけれど、ややこしい設定でがんじがらめにせず、シンプルな人間同士のドラマに終始しているところが心地よい。
今まで何の苦労もなく出入国できていたのは日本国籍のパスポートを持っているからなんだなぁと改めて国籍について考えさせられた。今後、旅をする時は空港を違う目で観るようになるだろう。