グラフィックデザイナーとして名の知れた佐藤卓氏と、そして同じく国内外問わず有名なサーファー櫛本喜彦氏によるトークショーに行ってきました。今佐藤氏が東京ミッドタウン内で「水」の展示会をやってるけども、今回その「水」にまつわる人物としてサーファーである櫛本氏が呼ばれたらしい。
もーね。何て言ったらいいんだろう。すごく良かった。良かったという一言だけでは片付けられないほど、素敵な言葉を沢山もらいました。
私は佐藤卓目当てで行ったんだけど、櫛本氏の大ファンになってしまったよ。
カウボーイのような格好に長い髪をなびかせ、真っ黒に日焼けした顔で豪快に笑い、キラキラした目と関西弁で熱っぽく語る。イカしたおじちゃんって感じ。生き方が素晴らしくカッコいい。
鎖骨を複雑骨折したり、足を怪我して車椅子生活を余儀なくされたりと大怪我を負っても、それでもビッグウェーブに立ち向かっていくのは、「弱い自分の心と積極的な心が戦って、その積極的な心が勝ったときに自分を褒めてあげたいから」
サーフィンに限らず、「無」になれる瞬間を大切にすること。そうすれば、アンテナの受け皿が綺麗になって、物事はゆくべき方向へ自然と導かれるはず。考え過ぎると人はダメになる。
波に乗るときは何も考えない。でも自然と波の形が心の形になって、波に乗れてしまう。心で波をキャッチする。
人の人生もそう。心の形がその人の生き方となって表われる。
そんな彼のモットーは「Enjoy the moment」
人生は一度きりなんだから、自分の生きたいように生きたい方法で生きなさい。そう教えられたような気がして、ちょっと肩の荷が軽くなった。
櫛本氏のすごいところは、普通のプロサーファーのようにスポンサーや大会だとかに興味がないってこと。世界の色々な海に出かけて行って、海を通してその国の環境だったり、政治的背景だったりを肌で感じ、そこからサーファーとして何か出来ないかと考える。
野生児というか、本当にまっすぐな人なんだなーっていう印象でした。トークショーでは櫛本氏が波に乗る瞬間の写真や映像もスライドショーで流されたんだけど、これまた素敵なことに、それらは全て櫛本氏の奥様であり写真家/アーティストでもある櫛本美絵氏が撮っているそう。あれってビッグウェーブの時はジェットスキーに乗って波ぎりぎりのところまで行かないと撮れないから、写真を撮るほうもまさに命がけ。本当に写真1枚1枚に夫である櫛本氏への愛を感じました。
今このタイミングで櫛本氏の話を聞けたことには、きっと私にとって何か意味があるんだと思う。とりあえずは、もっとサーフィン頑張ろっかな。笑
まだしばらくは青山ブックセンター本店で櫛本氏の写真展をやっていると思うので、興味がある方は是非行ってみてはいかがでしょうか☆